アーマード・コア ヴァリアブル・インフィニティ・シリーズ クレストCR-C98E2 強襲型Ver. (1/72スケールプラスチックキット)
ACの中では一番好きな機体です。
ACのプラモとしては難易度低めでしたよ。しかし足の小さいパーツが外れやすくてなくなってしまいました;接着剤を使用しましょう
Total: from Joy Division to New Order
出るまでは「そう言えばJDとNO合わせたベスト盤ってなかったよな。でも…今更なんで?」と思ってたこのベスト。実際に出たのを聴いて「これはファンならマストでしょ〜!!」と。
今回Frank Arkwrightという人が全曲リマスターしてるのだが、これがすごい。一応既発のJDとNOのベスト/企画盤関連はコンプリートしてるのだが、ここに収録の"Love Will Tear Us Apart"のイアンのボーカルの霊的な感じ、正にあの世から聴こえてくるような響きはこれまでのどの盤でも聴かれなかったものだと思う。それ以外にもNew Orderの『シングルズ』と重複するトラックに関しては全てこの盤の方が断然音がいい。"Ceremony"のささくれだったギターといい、"Regret"のイントロのフッキーのベースの艶っ気といい、この人はNew Orderというバンドの本質的なエッセンスをちゃんと理解した上でリマスターしてくれている。
収録曲に関しても"Ceremony"はGillian加入前の三人バージョン、"Temptation"はオリジナル7インチ、"Blue Monday"は頭のバスドラが欠けていないフルバージョン、"Thieves Like Us"はEdit、"Perfect Kiss"は『ロウ・ライフ』収録Ver.より少し短いUS 7" Edit、"Bizarre Love Triangle"はShep Pettibone Remix の7" Edit、そして"True Faith"は正真正銘の87年版の7" Version (94版のRadio Editでもなければ、Shep Pettibone RemixのEditでもない)。それ以降の楽曲も全てシングル・バージョンで収録、と。新曲(?)の"Hellbent"は、おそらく『ウェイティング・フォー・ザ・サイレンズ・コール』のアウトテイクでしょう。Stephen Streetがプロデュースだし。曲自体はすごく『ゲット・レディ』に入ってそうな地味目の曲だったりするが、一応MixはJeremy Wheatleyだ(最近やたらとPSBやDMやErasureあたりと仕事をしてる売れっ子さんである。"Jetstream"のシングル・ミックスもこの人だったかと)。
結果としてすごく出来のいいコンピレーションとなっているだけに、「もしこれが二枚組で"Blue Monday '88"の12インチVer.とか、"1963('95-Arthur Baker Remix)"とか、Temptationの87年Ver.とか、いっそ"Run 2"の7インチVer.とか…」と妄想が膨らんでしまうのが悔やまれる。・・・『サブスタンス』『リパブリック』あたりのリマスター/デラックス・エディションの発売を切に求む!
24アワー・パーティ・ピープル [DVD]
トニー・ウィルソンってNewOrderStoryで罵倒されてた印象が強くて、正直ファクトリーとハシエンダを潰したダメオヤジって認識しか無かった。
それだけじゃなかったんだなぁ。
彼は音楽の力を信じ、音楽を創造していくアーティストに誰よりも真摯に理解を示そうとしていた。
その不器用さや行き過ぎたロマンチシズムは滑稽だけど、そんな自分のポーズを最後の瞬間まで貫き通した彼の姿は、あらゆることに折り合いをつけて生きている僕には余りに眩し過ぎて涙が出た。
病んでるんかな?
銃夢 Last Order 1 (ヤングジャンプ・コミックス・ウルトラ)
この作品は、『銃夢』のラストを不本意な形で終える事となってしまった木城氏が、
『銃夢』のラスト直前からシナリオをごっそり方向転換して書き直している、という
非常に特殊な経緯から生まれた作品です。
前作でも十分すぎた『世界設定の壮大さ』は更なる広がりを見せ、今後の展開が非常に楽しみです。
『銃夢』で明かされなかった世界の秘密を明かすために「Last Order」を描く、と作者が
明言しており、様々な謎、解決されなかった世界の理が、どんどんと解き明かされていく
様は圧巻です。
それでも謎や問題はどんどん深まっていき、物語の深度もどんどん増しています。
新キャラや、毎度お馴染みのキャラも、あいかわらず個性的&独創的で、重厚で深い物語を
豊かに演出してくれています。
作画の方針が少しだけライトな方面へ変わったのが少々気にはなりますが、
やはり緻密&繊細で安心して見れます。
やっぱりスゴいわ、木城先生は。
どこからどう見ても最高のマンガです。
続きが早く見たくて仕方がなくなる、最強のマンガです。
JOY DIVISION (デラックス・エディション) [DVD]
ジョイ=ディヴィジョンの元メンバーである三人のインタビューには、それぞれの際立った個性が濃厚に表れている。
屈折した性格のバーナード=サムナー、豪快なピーター=フック、温和なスティーヴン=モリス。「つきあいは殺人の刑期よりも長い」というサムナーとフックの、長年にわたる確執も所々に窺える。
「今でも、死んだイアンと、それを止められなかった自分自身に対して腹が立つ」とスティーヴン=モリスが語る、怒りと悲しみの感情が、後の二人からも共通して感じられる。三人三様の言葉と表情から滲み出るイアン=カーティスへの思いと、単純な言葉では表現しきれない三人の深い関係が、ストレートに胸を打つ。
未公開のものも含めた豊富な資料映像は、ファンにとって興味深いものであることは間違いない。しかし、それだけではなく、「ジョイ=ディヴィジョンという完璧な素材をできるだけありのまま提示したかった」と監督が語るこの映画は、観る者に生きることへの問いかけを生じさせる。