NHK「その時歴史が動いた」コミック版 幕末編 (ホーム社漫画文庫)
人気シリーズの劇画化。
価格とヴォリュームのバランスはこんなもんかな、と。
テーマの選び方については できれば徳川慶喜をいれて欲しかったとか、榎本武揚なんかが入れば面白かったんじゃないかとか、西郷がいないなあとか、挙げればきりがないけれどこれはしょうがないだろう。
陸奥宗光をとりあげたのには好感が持てる。
入試なんかでは頻出とは言え、日本に果たしてくれた役割に比べればマイナーな印象があるから。
とは言え やはりマンガ。
マンガのいいところは服装や背景などがわかりやすいところなんだけれど、この場合 テーマが複数でかつ著者がそれぞれちがうために同じ人物が複数の章でちがう絵で描かれているため やや印象がつかみにくい。
それに活字に比べると紙面を取るためどうしてもあらすじだけになってしまう。これはまあ仕方ないか。
新幹線のお供にして、そのまま持ち帰って中学受験や高校受験を控えた息子さんのお土産にするという使い方がベストだと思う。
NHK「その時歴史が動いた」コミック版 戦国編 (ホーム社漫画文庫)
NHKの人気歴史番組のマンガ版です。織田信長、豊臣秀吉、真田幸村、前田利家、徳川家康、まつ、星川ガラシャ夫人などのエピソードが描かれています。日本史の勉強になると思います。文庫サイズですが、厚さはかなり分厚く、重い本です。