メイちゃんの執事 DVD-BOX
佐藤健くん目当てで見始めました。
思いはなかなか届かないけどめげずに頑張る姿に好感を持ち毎週楽しみに応援してました。
ライバルとして対立しながらも相手を認め助け合う兄弟の絆も垣間見れて良かったです。その姿をいつでも見れるように購入します!
役者自体に感情移入なく原作を追いながらも新しい作品として見るとイケメン執事も超お嬢様学校もキャラも夢があっていいと思いますよ!
ウォレスとグルミット ベーカリー街の悪夢 [DVD]
本作はBBCによるテレビ番組として作成されている。
30分モノで切れがよい展開が売りだが、3作目までが最高の出来栄えだった。
3作目までは新しい展開があり、驚かされたがそれ以降は同じようなネタの
繰り返しで目新しさがない。
動きは素晴らしいのだが、ストーリーの面白みに欠けるのだ。
因みに3作目まではアカデミー賞短編アニメ賞を受賞していたが、それ以降は
難しい出来栄え。
ファンは続いて楽しめるが作品としてはイマイチ。
最後のフラフルスによるエイリアンネタは笑える。
一番のマイナスは吹き替えが変わったこと。
ウォレスは姿の割りに若いと思う。
津川さんは名優だがそれはないだろう!!!!
親が子供に伝えたい「環境」の授業 ――命はつながっている
映画『旭山動物園物語』のあおりとしてか、劇場公開の1週間前に出版された本書。
対談形式なのだが、相手が悪い。
動物園が種の保存を目的とした博物館との意識や、いかに動物にストレスをかけずに常同行動をさせず生態展示や行動展示を行い発展させるか等の認識もない津川氏との対談は、映画との大人の事情で断れなかったにせよ、園長にとってはストレスであったろう。
戦後日本教育や日教組批判を繰り返す津川氏に対し、話題を振り替えスルーしている構成にその苦労が伺える。
その意味では、相手の言葉を引き取ってつなぎ膨らます、対談本の概念からも外れている。
津川氏の発言は、動物園を軸にした環境がテーマの本書においては的外れな部分が多々あり、上記のような話題で対談を収録するのであれば、斎藤 貴男・森達也・佐高信らと行えば、それはそれで氏の要望通りの話が出来るだろう。
但しその内容や結末は要望に背くだろうが。
そのような点からどれも読む度に苦い面になり、それによって減点したが、特にひどかったのは「よど号ハイジャック事件で、全体の義の為の犠牲に人質はなれ」と意味する言葉には、憤怒した。
講演会で「ホオジロワシがいなくなったら、私何か困るんでしょうか?」と園長に質問した医師と幼稚度を競っている。
長門裕之や真由子が乗客であっても、小泉が要求を跳ね除け香田君の首を落としたように「テロに屈するな!」と勇ましく叫んだと言えるのか?
尚、よど号犯人らは北コリアに亡命し、拉致事件に関与した疑いはあるものの、自爆攻撃などの殺人行為は行っていない。
テルアビブ空港乱射事件の岡本公三と混同してはいまいか?
以上のような不満はあったが、紙パック・ジグソーパズルでの生態系の説明や、アイヌ語の動物名がその特徴的行動からつけられているとの園長による指摘は示唆に富み、私も説明時に使わせてもらおうと思った。
プライド 運命の瞬間【DVD】
戦後、A級戦犯として処刑された東條英機首相の、日本国のプライドをかけた「東京裁判」の戦いを描く、日本人必見の映画である。
いかにして「東京裁判」という見せしめの、戦勝国による「いんちき裁判」が行われたかがよくわかる。そして、もう一人の主役である、インドのパール判事の苦悩と戦いも見所である。
この映画公開時には、山田洋次監督たちによる「公開反対運動」が展開され、映画館のスクリーン切り裂き事件も発生した。それほど左翼運動家が上映妨害をした作品なので、やっとDVDとして販売されるときが来ようとは、感慨深いものがある。
この映画の脚本は、津川雅彦氏によれば、主婦が包丁で腹を切るシーン以外は歴史的事実に基づいており、出演した外国人役者達も納得のストーリー展開になっている。
今の子供達が大人になったら、是非とも見せたい作品である。できれば地上波テレビで全国放送してもらいたいものだ。
なお、このDVDに興味を持つ方には、第一級史料である「大東亜戦争の真実 東條英機 宣誓供述書」WAC出版、も一読をお勧めしたい。