花菜便り~Uemura Kana Music Clips~ [DVD]
作品名である「花菜便り」は「かなたより(彼方より)」とかけているのだろうか。
一応シングル「大切な人」のカップリング「その先の想い」「あしおと」もPVがあるのだが、
それは収録されていない様子。それでも見る価値は十分ある。
デビュー当時「天使」の異名を持った、関西出身の元気でかわいらしい女性アーティスト・植村花菜。
ギターの奏でる柔らかな旋律と、それに完全にマッチした空気を音楽で満たすやさしい歌声。
彼女の「やさしさ」を視覚・聴覚で同時に感じたい、そんな方には絶好の一品。
まだライブに行ったことのない方のみならず、
ライブに行っているファンにも自信を持ってオススメできる作品になっている。
「うたのもつ力」、彼女はそれをよく理解している。そんな彼女の歌の世界、とくとご覧あれ。
わたしのかけらたち (DVD付)
これ泣けます。
いつもAKB48ばかりの僕でも違う音楽を聴いてみよう買ったのがトイレの神様が入ってるこの「わたしのかけらたち」です。
こないだテレビでトイレの神様の2時間ドラマやってたの観たら、幼少期の植村花菜を芦田愛菜ちゃんが演じてましたけど号泣しました。
得てしておばあちゃんって存在は良くできた人ですけど、このおばあちゃんはホントにいいおばあちゃん。
それでCD+DVDを購入したんですけど、何度も聴いてるはずのこの曲なのに何度も泣けます。
DVDはトイレの神様のみ収録。
その映像は植村花菜本人の歌う映像も収録されてますが、おばあちゃんと孫の出てくる映像はこのために選ばれた役者さんでしょうね。
また、カラオケの練習したい人にもオススメなのが、画面右側に歌詞が出ます。
カラオケみたいに文字の色が変わったりはしませんが、歌詞カードを読みながら覚えるよりも、曲のイメージに合った映像と歌詞の流れを感じながら練習できますよ。
もちろん映像ナシでCDだけでも聴きとりやすくて、そして毎回泣けますけど。
ところで植村花菜の歌うトイレの神様を繰り返し聴いてて、ひとつこの曲に魅かれる魅力に気付きました。
もちろん誰でもってわけじゃなく自分だけのツボですが。
日本人のほとんどは「らりるれろ」の発音をRA・RI・RU・RE・ROで発音すると思いますが、植村花菜は歌う時、LA・LI・LU・LE・LOとほとんど"L"で発音してます。
英語圏なら"R"の発音は日本人に"W"の発音と似て聞こえるので耳に刺さりません。
だけどラテン系の言語だと"R"の発音は強く聞こえて"L"の発音は母音に近い音で優しく聞こえます。
優しかったおばあちゃんの歌を優しい気持ちで感謝を伝えたくて自然にこうなったのかなぁって勝手に想像してしまいますが、元々舌足らずなのかも(笑)
どちらにしても売れるべくして売れた一曲のような気がします。
トイレの神様
FMで聴くくらいしか関心はありませんでしたが、初めてこういう歌詞を書く人ができたのかと、初めて聴いたときには感動しました。この感動はだれの心にも共通したようで、この本をよんで、業界の関係者も同じように感じたのだと思います。日本で歌を歌う人は恋歌しか歌えない人が結構多いように思います。植村さんもそのように思っていたと書いてありましたが、歌の本質はもっと広いものだと思います。そのことに気がついたとも書いてありますが、そうしたことを素直に書いている植村さんの歌に素直によいと思います。売れるかどうかではなく、自分のソウル(魂)を歌うことができる人はすばらしいと思います。これからもガンバレ!
トイレの神様(DVD付)
CD未発売時、初めてラジオで聞いたときぽろぽろ涙が止まりませんでした。ちなみに自分は基本的にはよくあるお涙頂戴物は大嫌いな人間ですが、似たような経験があったのでグッと来てしまいました。
歌詞やメロディが拙いと言った批評が多いようですが、これは「そういった曲」として本人も確信犯的にワザと作っているのだから、そのような批判は自らの浅薄さををひけらかすようなものだと思います。
失恋ソングや演歌を聞いて「この曲や歌詞はどこかで聞いたことはあるものばかりだ、ダサい」と批判する方がよくいますが、音楽はアートとしてだけ存在価値があるのではありません。
失恋したときにダサい失恋ソングを聴いて癒されることがありますが、詩的な表現や複雑なコード進行だとそういった効果は望めないこともあります。昔のトライアドコードの名曲を現代風に複雑なコードにアレンジしたら凡百な曲になってしまうことも多々あります。ダサいからこそそれが魅力な曲もあるのです。この曲はそういった特化されたジャンルの曲なのだと思いますし、恐らく追体験できる似たような過去がない方にはピンと来ないのでしょう。
ただ、この曲は妙にヒットしてしまったことに悲劇があると思います。
本来は特定の人だけがその魅力を享受できる曲だったのに、ドラマ化や紅白出場など枝葉がついてしまい、その魅力が半減してしまったような気がします。妙にあちこちで聴く機会が増え(批判する方々はこの時期に聞いた方が多いような気がします)感動の押し売りになってしまい、最初の感動が薄れてしまったのは残念です。島田紳助の番組とかで取り上げられたりした時点でもう嫌悪感しか出てこなくなってしまいました。
トイレの神様 ~完全版~ [DVD]
植村花菜さんの実話を元に作られたオリジナルストーリーで、家族の大切さやあったかさが沢山つまったホームドラマです。
北乃きいさんが、演技で実際にギターを弾いているので見物ですよ!
それから、愛菜ちゃんのナチュラル関西弁にも注目です。
さらに、特典DISCでは、変わらない素顔 密着!「トイレの神様」植村花菜や、メイキング・NG集などを25分収録されています。
愛菜ちゃんの、かわいいNGや、映像が見れますよ!
とても、感動できるドラマなので是非見て下さい。