笑ゥせぇるすまん (1) (中公文庫―コミック版)
笑ゥせぇるすまんのこと喪黒福造に出会った者は初めは良いもの最後は最悪の結末を迎えてしまう。
読んでいて、喪黒福造も中々、えげつないことする奴だなあ、と思いながらも喪黒福造と出会った人間も最悪の結果を迎えるようなことをしており時より、自業自得だなとも思える。また、喪黒福造の言っていることは僕個人、厳しいながら当たっていると思う。笑ゥせぇるすまんは哲学的な作品です。
Dear...my love
D-SHADEのラストシングル。そして「Dear」からの再録。
Dearの時は男っぽく熱い感じでしたが、今回はちょっと違います。
荒い演奏がキレイな演奏に変わり、美しいのですが、
逆にDearの時のバンドサウンドと違い、なんかHIBIKIが目立ちすぎかな…?と感じます。
そしてC/Wのin the AIR。なかなかD-SHADEらしいサウンドですね。かっこいいです。
なんでたった6枚のシングルで解散したのか、謎ですね。。。
笑ゥせぇるすまん (2) (中公文庫―コミック版)
喪黒福造に遭遇する男は心に何かを抱える者が多く、心のすきまを埋めてもらった時はいいのだが、いい気になったりして最後は悪夢を見るハメに陥る。
タイトルだけ見るとギャク漫画かと思うが、実はブラック/ホラーな漫画なのである。
笑ゥせぇるすまん (4) (中公文庫―コミック版)
この世で欲望に飢えた種は誰であろう。それは人間である。
この作品に登場する人間(喪黒福造に心のスキマを埋めてもらう)は地味でまた何かと周りに対し劣等感を抱いており、そこへ喪黒福造と出会い喪黒福造が行っている無口の店主のいる魔の巣へ行き喪黒福造に話を聞いてもらい、喪黒福造はそんな人の心のスキマを埋める。
心のスキマを埋めてもらった人は初めの内は良いが、次第に己の欲望が肥大化し…また、そこへ喪黒福造が現れ例えば「〇〇さん、貴方私との約束を破りましたね」と、問い詰めその人「い…いえ、喪黒さん。見逃してください」と弁解するが、喪黒福造は決して許さずオキマリの指を指し「ドーン!」という効果音と共にその人を落とす。
人間は非常に欲望深い生き物であり、良いことが続くとハメを外してしまう生き物であり、僕なんかも良いことが続くてとついハメを外してしまう。
しかし、この「笑ゥせぇるすまん」という作品は今の時代に置いてある意味「叱りの本」ではないであろうか。