ベスト・オペラ100
星5つではまだ足りない。あったら7つか8つ上げたいようなセットである。
ほとんどの廉価版オムニバスCDが、雑誌のおまけのような、「さわり」の部分だけを集めた小間切れ集なのに対し、このCDは、アリアや二重唱を前奏から最後までしっかり収録しており、ドニゼッティの「ランメルモールのルチア」の狂乱の場は16分43秒がノーカットで納められている。
曲目もモーツァルト「魔笛」の「夜の女王のアリア」、「おれは鳥刺し」、ヴェルディ「リゴレット」の「女心の歌」、ビゼー「カルメン」の「ハバネラ」と「闘牛士の歌」など定番の名曲は総て入っているほか、オベールの「ポルティーチの物言わぬ娘」(序曲は運動会用のマーチとして一部が使われている)など、よほどのオペラおたくでも知らない珍しい作品も収録されており、しかも演奏者は、カラス、シュヴァルツコップ、ドミンゴ、カレーラスなどこれ以上ない顔ぶれである。
録音は多少古いものがあるが、却って現在のAV時代の、見せるため、あるいは劇としての総合性を大事にする演奏よりも、個性豊かな名歌手たちの特長を十分に引き出すようなこの時代のほうが、ステレオ初期からレコードでオペラをを楽しんでいる人には好ましい。オペラ入門者だけでなく、オペラ通も十分に楽しめ、鑑賞できるすばらしいセットである。
惜しむらくは、8つ折り2枚の解説書が、曲のデータと解説が別々になっていて見にくいこと。また、解説書の中に、歌手たちの簡単なプロふぃkるを紹介してくれるともっと良かったと思う。
「静かなるドン」 オリジナル・サウンドトラック
'94年に日テレ系で放送された、TVドラマ版のサントラです。
劇中で使用された曲が、ほぼ入っていると思います。
「懐かしい~!」と思うこと間違いなし!
特に最初のオープニングテーマを聴くと、
「近藤静也、24歳……」という、あの冒頭のナレーションを思い出します。(笑)
私が好きなのは、5曲目の「組を継ぐ者」ですね。
新鮮組の大きさをこの曲からは感じます。
なお13曲目の「天使の微笑」は、ピアノ・ヴァージョンではありますが、
ちゃんと歌が入っています。
ドラマにハマった方は、買っても損はしないと思います。
ベスト・モーツァルト100 6CD
音質もよくパッケージも良い感じで買って後悔はしていませんが、ただ少しオペラ曲が多過ぎる気がします…。これだけもオペラが入っていると少し飽きてくるのでは…とも思いました。私的にはオペラよりも協奏曲や管弦楽器、クラリネットやフルートなどの曲集もたくさん入っていてほしかったです。 しかし音質などは良いので聴き心地は良いです。やはり初心者よりもある程度クラシックに興味を持っている方が曲の良さや奥深さが感じ取れる気がします。
静かなるドン DVD-BOX
だいぶ昔に偶然なにかの番組で、このビデオを見てから、”静かなるドン”の大ファンになりました。その後、中山秀ちゃんとか色々な人が演じたものを見たけれど、一番はやはり香川さんです。他の俳優さん方もこちらの方がダントツです。
これはやくざ映画というより、恋愛ものかなと思うので、女性でも楽しめると思います。ストーリー的には、Vol.10のあとにTheMovieがあり、Vol.11につながります。
秋野が近藤を総長だとわかった後の物語もっとみたかったなぁと思います。これは買いですよ!