★くすり博物館="富山のくすりや"は、ニュース報道官

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★くすり博物館=【JIN -仁- くすり版】 £=町中を行商する薬屋、「定斉(じょうさい)売り」は、豊臣時代・大阪の薬種商定斉が中国の薬法を得て作り始めたという夏季の諸病に有効な煎じ薬の事です。 定斉売りは「自分の売る薬を飲んでいれば、夏の暑さに負けないはずだ」と、夏の炎天下を笠もかぶらず一対の薬箱を天秤棒でかつぎ、歩行に拍子をとりながら、薬箱の引出しの環(わ)を「カッチャカッチャ」と鳴らして、売り歩いたそうです。 £=約300年前の富山藩と行商人が協力して発展させていった「富山のくすりやさん」は、一年に一度やってきて置いておいた薬の中から使った分の代金だけを受け取り、減った分のくすりを、袋や箱に補充していました。 この時に「くすりやさん」は、必ず紙風船や富士絵(綺麗な色刷りの版画)をお土産に持っていったので、大変喜ばれ、各地でのニュースを聞き伝える役目もありました。 £=くすりを作る為に用いた道具も展示されていて、ポルトガル人やオランダ人が西洋の文化を伝えはじめた16世紀に、海外の薬も入ってきて、軟膏の元としてオリーブ油が「ポルトガル油」と呼ばれて重宝されたとか・・・ 薬の重さをはかる為の「銀秤」入れがバイオリンケースみたいだと思ったり、毒を消す作用があると信じられていたサイの角「犀角器」にお酒を入れて飲めば、毒が入れられていても大丈夫とありましたが、いや、死ぬだろう! £=2階の試写室では定期的に企画展を開催中! 大画面のスクリーンに映し出される映像も迫力満点です。 展示物では、現代までの薬や、戦時中の救急箱(鞄)、診察室の再現や、医療器具、診察鞄や、吸入器、ポスター等が展示されていました。 それほど広いフロアではないが、棚には書籍が、ガラスの戸棚の中にはファイリングされた資料や、製本し直された ...
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