怪獣の家 2 (ビッグコミックス)
「怪獣の家」2巻を今日読み終わりました。
ハートウォーミングなシーンが多いのですが、
別離を受け入れられず最後まで残っていた兄の妹への心のなかの澱が
仮想空間の映画という空間の中で再現された「家」「妹」を通じ
さらに最後に妹が残したメッセージを通じて、溶けていく。
これを読んで、泣くなと言われてどうしようというのでしょうか!
その後の展開も、爽やかな風が吹き抜けていくような、終わり方で
素敵で完璧でした。感動しました。
ちゃんと描いてますからっ! 1(リュウコミックス)
星里もちる作品をまともに読むのは久しぶりです。
りびんぐゲームとか、それ以前のはよく読んだものですが。
…「結婚しようよ」辺りからとんと読んでないなぁ。注目はしてたのですが。
とは言え、切羽詰まった状況作りとハートウォーミング感のバランスは相変わらずイイ感じです。
お父さんがサイン会をすればそれなりに人が集まる程の中堅漫画家で、
担当編集との打ち合わせ中にネームも切ってしまう程の実力の持ち主であるのに、
いざペン入れとなると行方をくらませてしまうダメっぷり。
そんな状況をフォローしまくる主人公である歩未ちゃんたち姉妹+アシスタント1名。
父の背中を見て育っただけあって何とか無事に毎回の〆切を越して行ってます。
正直、コメディ調の線が極端に少ない絵が増えてるのは画力が落ちたか?とも思わせるのですが、
切羽詰まった感の緩和にも一役買っているのも事実。
この子ら家族がいずれどんな鞘に収まって行くのか、今後の展開が楽しみです。
光速シスター 2 宇宙にたったひとり… (ビッグコミックス)
第二巻を読み、ページが進んでいくうちに「第二巻で終わりかな?」と思ったら
まだ連載が続くみたいで、予想が外れてちょっとうれしかったです(笑)。
絵柄もストーリーも雰囲気も全体的にほのぼのしてます。
ハナ(主人公の妹を演じている宇宙人)のちょっとしたヌードも出てくるけどエロくないです。
妹系の話だけどあんまり萌え要素もないです。
でも不満はありません。
この第二巻ではハナが宇宙人であることがみんなにバレます。
でも誰もハナを拒絶したり変な目で見たりせず、ほのぼのは続きます。
なんかレビューになってなくてすみません。
光速シスターはほのぼのが好きな人にはお勧めの漫画です。
でも期待せず読んでください。
ところで「光速シスター」って題名は「光速エスパー」から取ったのかなと思ったりしました。