ベスト・クラシック100
クラッシクのCD(レコードを含めて)全曲入りを数十枚もっています。
どうしても指揮者、演奏者、曲など私自身の意図により偏っています。
例えば、好きな曲は演奏者の違うものが数枚あるとか・・・
このCDは、そういった既成概念にとらわれず、とりあえず色々な曲
を聞いてみるといった点について、買ってよかったと思います。
かつてレビューであったようにこのCDの曲の中から全曲聴いてみた
いと思ったらそれを別途購入してもよいと考えています。
(既に数曲候補に挙がっています。)
各楽曲において音質のばらつきはあるものの、価格から考えて許容範
囲ではないかと思います。
Audrey Hepburn: Level 2 (Penguin Readers Simplified Text)
Penguin ReadersのLevel 2(600語レベル)
語数 3,888 YL 2.2
言わずと知れた大女優、オードリー・ヘップバーン
の生い立ちから晩年までを描いた本。
良家に生まれながらも6歳の時両親が離婚してしまう。
そんな中でも、母親はオードリーがずっと通っていたバレー
スクールにはお金を払い続けてあげていた。
しかし、バレースクールの人からは、「背が高いため将来性が
ない」と言われてしまう…。
ところが、その時からオードリーのスター人生は始まる。ロンドン
のミュージカルのある役を得たことをきっかけに、映画界でも
「ローマの休日」や「ティファニーで朝食を」といった作品を
不朽の名作にして、ミュージカルでも「マイフェアレディー」で
大活躍を見せる。そして後年は、ユニセフでの慈善活動を行う…。
こういったスター街道を華やかに駆け抜けていった人生の軌跡と
2度の結婚、離婚、数度に渡る流産等の私生活も絡めてまとめている。
オードリーのファンであったり、映画がお好きな方は特に興味を
持って読める作品だと思う。それにしても、挿込写真を見るたびに、
その美貌には惚れ惚れしてしまいます。
GRAND AGES ROME グランド エイジ ローマ 日本語版
このゲームには主に2つのプレースタイルがあります。
一つ目はキャンペーン。
舞台は紀元前79年のローマ
ちょうどマリウスとスラが内戦で戦い、スラが独裁権を握ったところからストーリーが始まります。
プレーヤーはスラに追放された5つの名家――アエミリアヌス家、ウァレリウス家、ルキウス家、フラウィウス家、ユリウス家の一族として政治活動を開始し、ローマ領のさまざまな地で総督としての任務ををこなしていきます。
すると任務を与えるパトロンが他の有力者を紹介して、ローマ史の名だたる人物――カエサル、ポンペイウス、キケロやブルートゥスらと交友を深めるor敵対して戦うことになります。
もうひとつはフリービルドで、こちらは与えられた土地と資源をフル活用して自分好みの都市を築くことが出来ます。
キャンペーンもフリービルドでも壮大な古代ローマの建物を建造していくのですが、その種類の多さとグラフィックは圧巻。
インスラ(平民のアパート)のような日常の建物からコロッセウム、パンテオン、円形競技場、凱旋門などなどローマ都市の建造物を手がけていくのはまさに感動モノです。
建物を建てていくのはAge of Empiresシリーズの要領と似ていますが、このゲームでは都市の労働者が4種類(奴隷、平民、騎士、貴族)あり、それぞれの要求を満たさないと、犯罪→火事→暴動という負のスパイラルに陥ります。
食料、娯楽、そして宗教の要求を満たすために都市の建造・資源の獲得を考えなくてはならないのがこのゲーム最大の持ち味でしょう。
また軍隊も召集して戦闘も出来ます。軍団兵やエクイテスだけでなく、ガリア狂戦士、チュ―トン騎兵、戦闘象(ハンニバル気分がw)、果ては戦艦など、さまざまな兵種を駆使して戦うことが出来ます。
キャンペーンではカエサルに従ってガリア・ゲルマニアへ遠征して蛮族の村を征服したり、アクティウムの海戦を戦うなどの戦闘パートも充実しています。
何よりきれいなグラフィックが臨場感を煽ってくれます。
ただグラフィックがきれいなもんですから作動環境はそれなりです。とはいえメディーバル2とかよりかはまだましかな
プレイ上で最大の難点は操作性がやや充実し切れていません。
たとえば農場などをアップグレードする際、エイジシリーズなら一箇所で研究すればすむものを、このゲームでは農場ごとにいちいちUGしなければならないという面倒な処置が必要です。
また複数軍隊の選択もマップ上のドラッグアンドドロップだけ。戦艦の選択だと数が増えれば2,3隻取りこぼすこともしばしばです。
とはいえローマ都市建設・戦闘モノで言えば、RTWなどにも匹敵するだけの大作ではあると思います。
興味のある人はHPの体験版(英語)などで試してみると良いでしょう。
長くなりましたが、欠点はもろもろですが非常に面白いゲームです。
特にローマ史が好きな人はぜひ手に取っていただきたい作品です。
ROME [ローマ] 〈後編〉 [DVD]
後編は、カエサルの遺言によりオクタヴィアヌスが養子になるところからクレオパトラが死ぬまで。ブルータスの母親(=カエサルの愛人)がしつこくて辟易するが、やはり後編も面白い。あのカエサリオンはその後どうなったのだろうか、などと余計な心配をしてしまった(笑)。
この時代のことについては基礎知識がないため、ときおり西洋史辞典などを引きながら見ていたが、ブルータス、アントニウス、キケロ、プトレイマイオスなど、やはり映像で見ると記憶に残る。もっと続きを見たい。後編では、刑事裁判(弁護人の活躍。人殺しの場面が多い割には逮捕されることがなかったのに、今回は逮捕された。)と刑罰の執行(罪人を逃してもいいの?)、同業者組合のなわばり争い、飛び道具として槍が登場してきた戦争など、当時の様子がよくわかる。これをきっかけにして、古代ローマに関する本を読んでみようと思った。