特撮リボルテック SERIES No.014 ジェイソン・ボーヒーズ
発売前、写真で見ていたときから「これ大丈夫か?」と心配していました。
発売後、箱を開けて一通り遊んでから、「これ…大丈夫なのか…?」と心配になりました。
いやはや、質感といい、ミニジオラマの雰囲気といい、海洋堂すげー、の一言。
生首持たせて鉈を振りかざすポーズで飾っていたら、家人に「怖いからやめて」と言われ、
今は「酔っ払った親父が手土産に生首を持って帰ってきた微笑ましい風景」という設定で飾っています。
可動はあまりしませんが、小物も豊富でいろんなフィギュアと血みどろの惨劇を再現できます。
あくまでブラックなジョークとしてこういったものが楽しめる人、
あるいは「ジェイソンが好きだ!」という人にはとってもオススメです。
13日は金曜日 PART25 ジャクソン倫敦へ [VHS]
まぁ主人公の名前はジャクソンとなってますがホッケーマスクを被ってて明らかに「13日の金曜日」のジェイソン
そんなジャクソンが盲目の女性と出会ってお付き合いを始める物語です
(なんかその設定は「毒々モンスター」と似てますが・・・)
内容は・・・なんか中途半端な感じですね
パロディやギャグに徹底的に走るのかと思いきや
ジャクソンが恋愛や自分の存在に悩むというシリアス要素がけっこうあって
「それもギャグなのだよ」と言われればそうなのかもしれないけど
僕にとってはやたらとダルイだけでした
「エレファントマン」のようなリアルさがあればまた違ったと思いますけど
そんなものは皆無ですし
スプラッター描写はけっこうがんばってるんですけどねぇ・・・
歌謡曲番外地 東宝レコード女優編モア~あなたって凄いのね
昭和コンピ女優ソングもの。
アルバム通して流れる昭和の雰囲気を楽しむも良し、
曲の良さに浸るも良しな1枚。
女優ソングと侮ってはいけません。
かなり良曲が含まれてます。
以下、気に入った曲です。
【松島トモ子】
5「コーヒーと仔犬」… サビのサウンドが非常に気持ちいい良曲。
ボーカルのねちっこい歌い方も非常に効果的。
6「独占(ひとりじめ)」… メロディやサウンドに特に聴きどころがなく淡々と曲が進む印象。
その分、松島トモ子の歌をおもいっきり堪能できます。
【いぬいなおみ】
9「私は私の知らない女になったの」… どこかで聴いたことあるようなイントロが心地いいです。
力強くも影のあるボーカルは子供の頃ならトラウマになったことでしょう。
10「幸せの涙」… これまたどこかのジャズナンバーで聴いたようなイントロが非常に心地いい。
ゾクっと来るような演奏もあり、結構癖になります。
11「ナオミの夢」… 前の2曲がしっとり聴かせる感じだったのに一転激しいナンバー。
サビの「なおみ なおみ カムバック トゥミー♪」
の歌い方が妙に耳に残ります。
12「白いパンタロン」… 「あの娘は白い〜パンタロン♪」素晴らしすぎる歌詞です。
【松村幸子】
15「13日の金曜日」… こぶしをきかせて「じゅうさんにちのぉ〜きんよぉびぃ〜〜〜♪」
と歌い上げてる良曲。音も結構気持ち良いし、松村さん非常に歌もうまいです。
16「横をむいちゃいや!」… 「横をむちゃいや、私を見つめて」という語りで始まるかなり甘めの歌。
後半や曲の最後でも語りがあります。
歌い方もお色気スイッチオンな感じ。
メロディ自体は普通なので語りの余韻で聴き続ける曲かと。
17「天使のともしび」… 松村さんの歌唱力を存分に引き出した良曲。じっくり聴きたい一曲です。
18「涙の星・愛の星」… 語りかけるような歌い方がすばらしい1曲。松村さんのファンに成りました(*'ω`*)
【加藤小代子】
19「箱根スカイライン」… タイトルからおもしろソングかと思ったら、しっかりとしたポップソング。
加藤さんいい声しています。
20「あこがれ」… 裸足でかけ出しそうなサザエさんっぽいメロディの曲。
加藤さんの歌がうまいので普通にきけます。
【鹿島とも子】
21「あなただから許せるの」… 音的にはアルバム通して一番手が込んでいる1曲。
ボーカルもうまく、聴きどころ満点です。
22「スキャンダル」… 最後らしく壮大な感じ。ボーカルはハモる感じに加工されてます。
13ヵ月と13週と13日と満月の夜
表紙の印象からもっと暗くて重い内容を想像していたのですが、決してそんなことはありませんでした。最初は「英語が平易で読みやすい本だな、高校生に紹介できそうだな」というぐらいの気持ちで読み進めていたのですが、途中からは物語にひきこまれて、まるで喉がどうしようもなく渇いたときにペットボトルの中身を飲み干すような感じで、2日間で最後まで読み終えてしまいました。
この本を10代の子だけが読むなんて全くもったいない。20代以上の大人で、英語を勉強しながら、「何かやらなければ!」と日々悩み、道を模索している人にこそ読んでもらいたいと思います。なぜなら、この物語ではThe Stolenというタイトル通り、「若さ」が盗まれ、不当に老いてしまうというテーマを扱っているからです。これって、フィクションだからありえることではなく、子供から大人になるときに、誰しも少しは感じる「虚しさ」のようなものに通じるのではないでしょうか。
私はこの物語を読んで、ただ老いることがとても怖くなりました。それぐらい老いの描写が身に迫ってくるのです。しかし老いること、年を重ねること自体が悪いことなのではないし、幸いにも私は盗まれずに毎年人生を更新していけるわけです。20代には20代なりに、30代には30代なりに、やりたいことを見つけてがんばっていきたいな、うまく年輪を重ねていきたいな、と思いました。英語も本当に平易なので、電車の中で読んでも辞書いらずで手軽です。夢中で一冊読了すれば、自信もつきます。軽く、背中を押してくれる本だと思います。おすすめ!