bit Generations [ビットジェネレーションズ] ORBITAL(オービタル)
ビットジェネレーションズは当たりハズレがあると思うし、かなりプレイヤーを選ぶシリーズだと思う。
その中においてさらにマニアックなゲームと言うか…
自機(?)がなかなか思うように動かせない時点で投げ出す人が多いと思う。
でもハマればこの独特の浮遊感は中毒になると思う。
ユグドラシル [DVD]
全部見終わっての感想はとにかく「すげーカッコイイ!!」 1曲目の「オンリーロンリーグローリー」個人的にバンプのPVの中で一番よくまとまっているんじゃないかと思います。2番のサビあたりのメンバーのシルエットがなんかいい感じ。めずらしく髪の長い升さんもカッコイイ! 2曲目の「車輪の唄」自然あふれる場所で撮影されていてけっこう感動できるPV。映像も物語になっていて(歌詞とは違うストーリー)その映像だけでも感動しそう。でも、欲を言えば歌詞の世界をそのまま映像化してほしかった!あとメンバーの衣装が凝っていてオシャレ。藤原さんのマンドリン回すところに要注目!(笑) 3曲目「sailing day」簡単に言うと変なPVなんだけど、めっちゃカッコイイです。何で女子高生が走って来るのかとか、何で強盗が来るのかとか見終ってからいろいろ思いましたが(笑)、ぶっ飛ばされそうな暴風の中で飛んでくるゴミに負けず演奏するメンバーが素敵。升さん頭にゴミ積もってた! 4曲目「アルエ」若き日のバンプが盛りだくさん!(今も若いか)ひっきりなしに画面が変わるからしっかり見ると目が疲れる・・!このPVの最後がかなりお気に入りです。 5曲目「スノースマイル」やっぱ歌がしみます。しっとりしたいい雰囲気のPV。直井さんの表情が好きです。 6曲目「ロストマン」PVの最初の方に出てくる強盗と警察官は余計だった気がするけど(sailing dayとのつながりを見せるためめの)それ以外とてもいい感じ。途中藤原さんがカメラ目線でうたうところがいいです。(「これが僕の望んだ世界だ」ってとこ)なんか感想になってしまいましたが、きっと買って損はないと思います!バンプファンはもちろん、バンプを知りたいと思う人はぜひ買ってみてください!!
バンドスコア BUMP OF CHICKEN/ユグドラシル (BAND SCORE)
さきに『orbital period』でレビューしたため前後しますが、本書は“教科書”といえる素晴らしいスコアです。
『ユグドラシル』という作品に対する想いはみなさんと軌を一にすると思うので、
今回は本書の“教科書”としての観点からレビューしてみたいと思います。
レベル的には、初心者から広く挑戦できます。
さきに成果的な話をすると、本書を一通り(とりわけasgard、ギルド、embrace、車輪の歌、スノースマイル、レム、太陽)弾けるようになると、
今後の演奏に相当の幅が生まれ、さらに他の曲も弾けるようになれば、それがいっそう増します。
また、良い意味で各曲に難易の差があるので、全曲を通じて、自身の成長度というものも自然と把握できます。
つまり、本書は極めて多様性が高く、それでいて、奏者として修得しておきたい(変に技巧的でない)奏法がひとしきり詰まっているわけです。
フィンガーピッキングもそのひとつ。『レム』あたりから挑戦するとスムーズに学べるかもしれません。
最終的に『太陽』が弾けるようになれば、その後のフィンガーピッキングを用いる曲はさほど問題ないと思います。
この奏法はギターをやっていくうえでとても貴重なレパートリーになるでしょう。
ちなみに、私は購入後4年が経つ今もなお本書をマスターしたとは全く思いません。
その理由は、「1音1音の存在意義の探求」にあるわけで。
格好の例が『太陽』の1分14秒のとこで、ここだけ2弦3フレットが加えられます。
藤君のことだから、何となくとかは絶対にあり得ません。
実際に弾くと、たしかにこの一瞬はとても大切にしなきゃいけないと感じ取れる。
「その意図まで読み取るのは難しい、しかし、たしかに存在意義がある」という採譜が所々に散見されます。
こういうのを追い求めることができるという意味でも相当に教科書的。しかもかなり良質な。
なお、1音ごとの探求をしていると、自ずとその最適な音色を出せるよう練習することになるでしょうから、
時間はかかりますけど、自身の潜在的な部分を磨く良い機会になるし、付随的に読譜力も向上します。
このように、本書から次のステップへ、また、本書だけに没頭という、様々な利用があり得ます。
深く追うというのは、さきほどのように1音ごとに着目するという観点もありますが、そのほかに、たとえば、
アコギで弾いてみるとこの曲はどういうふうに変わるか?といった感じに1曲1曲ごとに俯瞰するのもすごくおもしろいです。
基本的にはアコギだろうがエレキだろうが構わないと思います。
たとえば、アコギで『ギルド』のメロディ部分を弾いたりすると、かなりしっくりくることに気づきます。『embrace』もかなり良い。
あと、自分の能力をごまかさないという意味でアコギはオススメです。
とくに、フィンガーピッキングを練習する際、しっかり音を出せているかだけでなく、思い通りの音を出せているかを
確認するのは断然アコギの方が良いです。
やっていただければわかりますが、アコギでは、たんにピッキングの強弱だけでなく、指の触れ方や角度などで相当に音が変わるので、
難しいぶん自由度が高いということでもあります。
「作品に向き合えるだけでなく読み手の実力も確実に向上させる」というスコアを、私は本書以外に見たことがありません。
とにかく、ギター1本と本書だけあれば、確実に上達します。
orbital period
やっぱりBUMPは「聴きすぎるほど聴いても、飽きを感じさせない楽曲」を生み出す力のあるバンドだと思います。
まさに、どのメロディーも、その詩でなければ響かない。底が見えないほど、深い。そしてあたたかい。
すべてのシングル曲を発売日から、今日まで聴いてきたリスナーとしては、
全ての曲にアルバムとしてはじめて出会いたかったような気もします。
だとしたら、その衝撃は今感じてる以上なのは確実です。
もっとも、そんな痩せ我慢はできるはずもないのですが。
ただ、これまでのアルバムと、今回のアルバムを比べる作業は意味のない作業だな、と感じました。
だって、彼らはそんなこと考えちゃいないもの。
1曲1曲と向かい合って、曲の求めてるものを探って、声を聴いて、リスナーに届けてくれているだけ。
これまでの過去、今のどの時点のBUMPの曲も、藤原さんがその時代に感じた、そのときにしか描けないもので、
でも発信してる内容は、いつの時代のどんな人にも、
BUMPの曲を必要としてる人(その詩に向かい合った人)にだけ、届くうたばかりです。
曲調が穏やかになっても、そのメッセージは痛いほどの叫びなのは変わりません。
これまでも、これからもそのメッセージを受け取り続けたいと思う。それだけです。
オルトゥゲザー [DVD]
Orbitalの集大成ともいうべき作品であり、
映像表現のオモシロさ、音楽とのシンクロ度合いの高さも含め、
とても満足度が高く、芸術性の高い作品である。
数あるTechno関連のDVDの中でも出色の出来。即買いです。