スーパーロボット大戦A
スーパーロボット大戦をやったことがある人も、
ロボットアニメファンの人にもおすすめの作品。
私は後者の方で初めてロボット大戦だったのですが、
速攻ではまりました(^_^)
システム良し、グラフィック良し、サウンド良し。
なんと言ってもストーリーがロボットアニメファンのツボを突きます!
なぜ☆四つかと言うと、必殺技の時、声が出ない所ですね…。
そこだけは残念(T.T)
しかし、他は満点の内容でした!
マジンガー the MOVIE 永井豪スーパーロボットBOX [DVD]
これらのタイトルは、過去LDやビデオソフトで単独発売されていました。今回ようやく一つにまとまり、嬉しいかぎり。作品の特徴は、「テレビ放送より先にクライマックスを見せる」ところ。同時期の「仮面ライダー」も同様でした。ジェットスクランダー、グレートマジンガー、ゲッターの操縦席変更などなど、予備知識のないまま見せられて、「すごい!」と感激。残念なのは、「鋼鉄ジーグ」が最後まで参入できなかった点です。
オレはグレートマジンガー (タツミムック 検証・70年代アニメーション)
マジンガーZのあとその雄姿を高らかと示したグレート。この「見事な」ヒーロー交代劇を深く検証した本書との出会いは私自身に少なからず衝撃をもたらした。第1章「作品の誕生」を読むと、「神から勇者へ」という交代劇に示される様々な思惑が臨場感とともに伝わってくる。Zに備わる「神にも悪魔にもなれる」という明確な哲学に比べるとたしかにグレートのそれはいまひとつ不明確である。もともとはグレートマジンガーではなく「ゴッド・マジンガー」となる手はずであった。「しかし種々の事情からゴット=神は、グレート=偉大な勇者に変わった。その時点でグレートはマジンガーZを超えられない運命にあったのかもしれない」(19頁)とある。つまり「最高の」交代劇であったがゆえにそれ以降のグレートの存在感は希薄となり、結局はZの影に隠れるものに過ぎないというわけだ。Zが有していたヒロイズムの徹底的な「破壊」を受けて世代交代したという事情それ自体も、グレートの評価を下げる要因となった(38頁)。仮面ライダーV3は1号・2号ライダー自らが生み出したゆえに、人は何の違和感もなくV3を受容し得たが、マジンガーの場合は全く異なる。前者には「正義の系譜」があるが、後者には「ヒロイズムの破壊」しか残されていない。この交代劇の意味を私はまだ十分に把握できていない。しかしグレートはやはりグレートであり、独自の魅力も存在することは強調されてよい。幼少期からグレートを操縦するべく高度な専門的訓練を受けた剣鉄也のクールな性格に宿る「熱い」志も私は好きである。「鉄也のテーマ」と題されたテーマソングもある(兜甲児それ自身を対象とした曲はないはず)。大人を感じさせる「オレ」はグレートマジンガーという主題歌もZにはない逞しさを想起させないか。「偉大な勇者」のイメージは私には健在である。皆さんはどう考えるか?アニメは本当に奥が深い。