花に染む 1 (クイーンズコミックス)
知っていることと知らないこと。
知らせることと知らせないこと。
これらのはざまに、ひととひととの呼吸が一致するときとずれるときとがあって、ずれているときには、それを修正しようとします。
3年の先に、その修正の目標が投げかけられました。
充分に待って、矢をはなつことになるのか。
天然コケッコー [DVD]
この夏東京に行った時に弟から薦められて新宿で見た作品です。これは素晴らしい。暑く暑くてたまらなかった今年の夏、一服の清涼剤となった最高の作品です。ああ、清々しくてそして和みます。それは冷房の効いた映画館だったからだけではありません。人里離れた島根の田舎町の開放感、清涼感、そして思春期の少女が織りなす純粋な世界が初々しく、心の底から涼めたからです。
物語では劇的なドラマはほとんど起こらないと言って良いです。東京からの転校生と、そして浜田の町で起こっていくちょっとした出来事、女子中学生としての等身大の世界観の中でドラマはそよかに揺れ動きます。私は今道東の片田舎で高校教師をしていますが、そこにも人間の生活が息づき、人々が織りなすドラマが存在し、高校生の数は少なくともしかし彼らは一瞬が永遠にも思える素晴らしい時を生きています。それは札幌や東京のような大都市でも変わらない、普遍の人間ドラマなのです。いみじくも修学旅行先の新宿駅で右往左往し、うだるような暑さの中重い荷物を抱えて貧血で倒れ、色々とカルチャーショックを受けながらもその中で故郷に相通じるものや新鮮な発見をしたりした経験は誰にも思い当たることがあるのではないでしょうか。『リンダリンダリンダ』でもそうでしたが、山下監督はこういう誰もの記憶の底にある、普通でしかし特別だった懐かしい風景・心象を作り上げるのが実に上手いです。
夏帆はこの映画で初めて知りましたが、思春期の女の子のイノセンスを見事に演じて一発でファンになりました。デビューした頃の薬師丸ひろ子なんかの感じに近いですね。その他の子役もナチュラルな魅力を遺憾なく発揮していてこれは監督の手腕故でしょう。地味な作品ですがハリウッド大作では絶対に味わえない丹精で粋な素晴らしさがあります。押しつけがましくない美しさ・楽しさ・感動・共感があります。素晴らしい作品です。
駅から5分 3 (クイーンズコミックス)
この話の主人公は「花染駅から5分以内の距離」でしょうね。
一見短編集のようですが、すべてがどこかでつながっている。
メインの登場人物は決まっていませんが
すべての人が話が進むにつれて奥深くなっていきます。
一つのエピソードが様々な方向から何度も描かれるので
より深い話になっていきます。
とても新鮮な漫画で面白いです。
今回は前回までほど他のエピソードとのつながりを
感じなかったので、そこが残念です。
花染高校生徒会は今回も登場しています。
しかし、セリフ回しや話の構成にはセンスがあり
のめりこんでしまいます。
人の関係、つながり、などなど
世間は狭いなあと感じつつほっこりとした気分になれる
「駅から5分」3巻とも買ってこそ魅力がわかりますよ。
花に染む 2 (クイーンズコミックス)
「駅から5分」のサイドストーリーかと思いきや、
「駅から5分」の方がサイドストーリーだったのね、という。
線の描き方も、「駅から」はわりかしスッキリと見やすく、
かわいい女の子やかっこいい男の子も、きちんと絵になってる。
「花に染む」は、スピード感というか、空気感を大事にしているような、
なんというか、オムニバスストーリーではなくドラマ、という意識を、
そのまま線で現したという印象の描画。
私はあんまり好みではないが。
ある作品では脇役だったキャラクターが主役になる、という面白さは、
「チープスリル」「α」など、くらもち作品ではよく見られる手法だ。
でも「花に染む」の主人公は、
「駅から」では脇役どころか、登場すらしなかった人物。
これは新しい、新境地。
ある者にとっては気もとめないような出来事が、
ある者にとってはとっても意味のある大事な瞬間だった、というような、
少女漫画の醍醐味のささいな胸キュンを何十年もずっと描き続け、
しかも新しい表現方法の探求を続けるくらもち先生は、本当にすごい。
圓城陽大という、くらもち作品にはおなじみの、
都会的で何事においてもスマートな、
王子様タイプの男の子を中心に物語は進む。
「駅から」でも、脇役ながら物語のキーとなるような位置づけで、
絵面的にも花を添えていたけれど、やはり主役の器だったね。
そこで、「月のパルス」のウタくんに対するツキちゃんのように、
本来なら対にしたいのが雛さんだけど、
「ヒロインタイプじゃない女の子」視点が共感を誘った
「タイムテーブル」みたいに、主観は地味目な女の子。
違うのが、今までにはあまりいない、感情をあまり表にださない、
クールめの女の子というところか。
残念なのが、携帯やメール、ネットの掲示板など、
イマドキのツールを使いこなしている風に
orzやwwwといったネット特有の表現が出てくるんだけど、
それがどうも無理してる感があるというか、
普通の会話の中で「リアでは…」という言葉を使わせて、
脚注に※リア:現実の事 とかって書かれたりして、なんか違和感が。
ダイヤル式黒電話からプッシュホン電話、
ポケベル、携帯と、すべての時代において、
それらのツールを使って乙女心を描き続けてこれた
作者の力量には脱帽だが、
さすがに限界がきたという気がしてしまうのは、
私自身が歳をとって、
もはや現役の乙女でなくなってしまったせいなのだろうか。
現役女子中学生や女子高生のくらもちファンがいたら、
このあたりをどう感じるのか、聞いてみたいものだ。
MAJI-MAGIC(紙ジャケット仕様)
そうだ!
しょこたんが、RIZEのJESSEに曲書いてもらえばいいんだ?☆Charさんもお願いしますm(__)m
Charは、小学生の時『ぎんざNow』というテレビ番組で初めて観たギタリストだと思う。
友達の年離れたお姉ちゃんが『ぎんざNow』に出たから観てた〜☆
紙ジャケ再発おめでとう!
Special ThanksにJESSEいるんだよ!
このバンド名もMAJI-MAGICのメンバーが、
G.CHAR
B.MICHIAKI
Dr.Grico
key.TERUYUKI KOKUBU
という豪華さ。グリコ&みちあきさんは、
横浜の伝説的バンドTENSAW、恭章さんとのTOYS、そして現在、みちあきさんはPATAとRa:inもやってる。
背が高くてアクションも激しくて重低音が響くベースを弾かれます☆カッコイイ!
ほとんど勝ちゃんが作詞作曲、Charがアレンジになってるけど、1曲みちあき&Charがあるね〜(o^-’)b
ライナーは漫画家のくらもちふさこさん。勝ちゃんも作品に登場してたの。
CDだけじゃなく、画集も絵本も再発してほしいよ。
勝ちゃんのファルセットは本当に綺麗な声です☆
♪彼女はFRIDAYギガンティックナツカシス〜☆
確かライブでもやってたと思う。
年表もついてて80年代ノスタルジーに浸ってるところ。
カルチャークラブの初?来日のオープニングアクトなのよ!
そしてボーナストラックで、いちばん大好きな♪fromシンデレラ(ライブバージョン)が最後に収録されてる☆DVDも希望!
イントロのアルペジオ綺麗だし。最後の英語のリフレインも大好き☆
もしかしてもしかすると、渋公のバックメンバーがMAJI-MAGICだったなんてことはないのかしら?
やっと聴けた〜(*^^*)
ギザウレシス☆