グッバイガール [DVD]
ニール・サイモンの舞台劇をハーバート・ロスが監督した傑作です。ポーラ(マーシャ・メイスン)とルーシーの母子の二人暮しをしているところにエリオット(リチャード・ドレファス)が尋ねてくる。男にだまされっぱなしの二人はエリオットを入れまいとするが、お金を払っていて困った彼は結局、同居することに・・・
エリオットがドアスコープを覗く出だしからおかしい。あとラストまで一気に見せてしまう脚本は見事としか、いいようがありません。最後に流れる歌も印象的
男性不信の母子にどうやって自分を信じさせていくか、結局は人柄なんですが・・・是非、ご覧ください。すごく元気になれます。
グッバイガール
中島みゆきさんのオリジナルとしては16枚目?のアルバム。'88年の作品。
初期の作品と比べると音楽的な洗練度が高まった印象を受ける。それ以前の作品と比べると、詩の情念が前面に出ず、良質な音楽として耳に入ってくる感じが強い。
初めて瀬尾一三さんのアレンジで世に出たアルバムであるが、「地上の星」「空と君のあいだに」などヒット曲はもちろん、現在までコンビを続けるアレンジャーであり、彼との出会いによって、中島みゆきさんの音楽は完成したと言うことなのかも知れない。
「野ウサギのように」「十二月」
女の情念のすさまじさ、怖さが決してストレートに歌われているわけではないのに、聴き手の心にはストレートに伝わってくる。このアルバムをヘッドフォンで通して聴いて、一度もドキッとしないで済む男性や、一度も歌詞に共感しないで済む女性はきっと幸せな人生を歩んできたのだと思う。
他にも前川清さんに提供した曲のカヴァー「涙-made in tears」や「吹雪」「MEGAMI」など洗練された曲が並ぶ。
「気にしないで」は加藤登紀子さんがカヴァーすると、ものすごく格好良い曲なのではないかと勝手に思い込んでいる。ぜひ一度聴いてみたいのだが、加藤さんには「この空を飛べたら」を提供していることでもあるし、可能性はないのだろうか。
グッバイガール [DVD]
あまり、詳細をいってしまうとこれから見られる方の邪魔になるので感想だけいいます。
話の展開にテンポがあってラストまで飽きることなく見ることができます。
リチャード・ドレフィスがとにかくいい。
男性のやさしさをジワーと表現しています。
27年前の作品ですが、これからも残っていく作品だと思います。
ベスト・オブ・デイヴィッド・ゲイツ&ブレッド
本CDの特徴は、ソロ・ワークでのヒット曲「グッバイ・ガール」や再結成時の音源も収録したことです、ブレッドだけのベスト盤も数種類ありますが、映画主題歌として大ヒットした名曲の「グッバイ・ガール」が収録されていることが本CDの一番のメリットです、
ブレッドは70年代前半のシンガー・ソングライター全盛期に多くのヒット曲をだしたポップスバンドです、軽めのギターと柔らかいコーラスでソフトロック・バンドといわれたように記憶しています、その後のAOR音楽の基礎をつくったバンドのひとつです、今聞きなおすと、基本はカントリーバンドだったのだな、と気づかされますが、リーダーでソロでも活躍したデビッド・ゲイツの泣きのメロディは永遠です、
最近のギターポップ/ブリット・ポップのファンは一度は聞いてみることをお勧めします、