隠される原子力・核の真実―原子力の専門家が原発に反対するわけ
広瀬隆氏が認めている科学者が、この本の著者の小出氏。
小出氏は長年反原発・脱原発を訴えてきた学者で、全国で講演会活動もされている。
原子炉時限爆弾を読んでから、この本を読むと広瀬本のネタ元は、小出氏の理論だということがよく理解できた。
本の構成は
第1章 被曝の影響の怖ろしさ
第2章 核の本質は環境破壊と生命の危険
第3章 原子力とプルトニウムにかけた夢
第4章 日本が進める核開発
第5章 原子力発電自体の危険さ
第6章 歪められた二酸化炭素温暖化説
第7章 死の灰を生み続ける原発は最悪
第8章 温暖化と二酸化炭素の因果関係
第9章 原子力からは簡単に足を洗える
第10章 不公正な世界
第11章 再処理工場が抱える膨大な危険
第12章 エネルギーと不公平社会
小出氏が唱えるのは、原発がなくても「火力・水力発電だけで、充分電力が足りる」ということ。
今まで読んできた他の反原発本にも多く書かれていたが、「原発がなくなる(運転を停止する)と、電力不足に陥る」という政府・東電の発表に疑問を呈する意味では大変興味深いもの。
また「地球温暖化と二酸化炭素の因果関係」の真偽については、目から鱗が落ちる説。
再処理工場の危険性、被曝量が健康に及ぼす危険性は、今後の課題として知っておくべき重要な問題だと思う。
ただし、今後の資源枯渇問題、代替エネルギー案については100%納得はいかなかった。
また、学者が書いている以上、どうしても専門用語は多い。
用語の説明は親切丁寧だが、科学・数学アレルギーの自分にとっては、自分なりに努力して専門用語を調べ直したり、咀嚼を繰り返すような読み方が必要だった為★4・5
公共事業が日本を救う (文春新書)
他の方も述べているように、8章部分は極論過ぎて蛇足であった気がします。しかし他はよくまとまっていて、読後感は満足のいくものでした。
この本はタイトルからもわかるように、公共事業擁護をする立場で書かれています。公共事業を拡大すべきか、縮小すべきかはこれから様々な議論が交わされることになると思います。本書がより多くの人に読まれ、公共投資のあるべき姿を国民一人ひとりが模索すれば日本の未来も暗くはないのではないかと思います。
爆笑問題のニッポンの教養 DVD-BOX (Vol.1~5)
今日もTBSとか日テレとか見てるとお笑い芸人が爆笑問題とかテリー伊藤などポン大しか「教養」がない。「冷静に」「50キロ放射能ほうれんそう食えるか?」とか笑っちゃうよ。ポン大芸人に「冷静」にと言われたくない。そのくせ誰もほうれんそう食べたり福島ミルク飲んだり原発の廃液を飲んだりしないんだよな。大田がほうれんそうを1キロ食えば馬鹿が「安心」するだろう。NHKではさすがにお笑いネタにはしないが民放等はお祭りか放水ショーとしか認識していない。頭がおかしい。海外では嘲笑されている。「驚くべき馬鹿国民」と。今日原子炉が大爆発して東京にも風向きで「死の灰」が飛んでくるのに。どういう神経してんだろ?たぶん「現実」だと思えないんだろな。テレビ人種は。普段からインチキな世界に安住してるから。それを見てる国民もいるが。どうとでもなれば。他人だから。東京に親戚もないし。まあ面白いショーには違いない。山形奥羽山脈が「壁」になりラッキー・ストライク。標高2000メートル。米軍も放射のう観測して異常値が出ないので不思議がっていたな。東京人は「馬鹿の壁」しかない。お気の毒。
京都大学 阿辻哲次教授監修 財団法人日本漢字能力検定協会協力 漢字トレーナー ポータブル
このゲームはゲーム性がありながら、知らないことが色々でてくるので勉強にもなる。
特に漢字の成り立ちは学校でも教わらないことなので、非常に新鮮でスムーズに頭に入る。
また、ゲームとしても見てもおもしろく、上の点数を目指そうとするため、色々な問題を
解き、そこで学習しチャレンジモードでその実力を発揮しよりよい点数を得る。そのための
努力と全問正解や難易度の高い問題を解いたときの達成感が得られる。
漢検の勉強もできてこの値段は手頃だと思う。
ナンバーガール映像集「NUMBER GIRL」 [DVD]
今年の春に二枚組のベストがでます。
おそらく新規のファンが増えると思いますので、
その方々に向けて一言。
「これを見ないまま死んではいけませんよ」