今日は死ぬのにもってこいの日
私は寝る前や思いついた時にふと手にして開きます。どのページでもかまいません。何気なく開いた1ページをゆっくり読みます。ゆったりとそれでいて重く心にしみいります。 私が勝手に感じている事ですが、‘自然’というテーマに日本人もインディアンとの共通の接し方があったと思うのです。だから私の心の底に響くのかもしれません。ぜひ今の日本人に感じていただきたい本です。
パコと魔法の絵本 通常版 [DVD]
前作「嫌われ松子の一生」もとてもよかった!のですが、それを越える感動作。前作同様、ただ「泣ける」だけじゃなく、笑いの要素もふんだんに盛り込まれています。映画館で観たときには、観客みんなが一緒になって泣いたり笑ったりできる、とてもあたたかい映画だと感じました。
それぞれの人がそれぞれに厄介なものを抱えながら生きていて、でもそんなこと関係なしに、一人の女の子のために何かをしてあげたいと思ったりする。関係ないじゃん、と言ってしまえばそれまでなのに。それが罪悪感からくるものであれ、好奇心からくるものであれ、誰かの心に働きかけようとする、誰かの喜ぶ顔が見たいと思う。それが人間なんだな、人間ってあたたかいんだな、と思いました。
観た後は、あたたかい気持ちになれます。全力でオススメします。
LOVEフォト VOL.3
チャンミン目当てで購入しました♪
シンプルな写真が多いですが、それがチャンミンの凛々しさを引き立て美しい仕上がりになっています。
写真からも伝わる彼の真摯さにはいつも胸が打たれます。
また、紙質がかなり良いので写真集を購入したお得感もあります。
雑誌価格としては高価ですが、むしろこの価格にしては高クオリティです。
願わくば、次回掲載時は表紙をチャンミンで!
さくらん [DVD]
安野モヨコの原作が素晴らしいだけに、それを描ききれていないことがとても残念な作品。
原作者はおそらくそれなりに江戸風俗を研究してリアリティを感じさせる作品を作り、
その中で見事に様々な女の心の機微を描いているのだが、
蜷川実花はそのどちらも描ききることができなかったと言わざるを得ない。
監督にも脚本家にも、勉強不足が見え隠れしてしまい、見ていて歯痒くなった。
特に、原作がまだ単行本化されていない後半部分、クライマックスになるべき部分なのだが、
非常に尻つぼみになってしまったように思える。
物語の舞台だけを吉原に借りて、蜷川実花の世界を全開にするのであれば、
それはそれで終始見応えのある作品になったと思うのだが、
彼女の独特な色使いも後半はなりを潜め、カメラワークも単調になってしまう。
だがひとつの美術作品として見るならば、有り得ない衣装、有り得ない装飾、
映画音楽にしてはどぎつい椎名林檎の音楽も、部分的に取り出せば非常に楽しめるものではある。
それを上手く繋げて、リアリティのある一つの心地良い流れを作るまでには至らなかったことが、非常に残念に思う。
作品に関わった人たち一人一人が、いわゆる「カリスマ」と称される、
言ってみればアクの強いアーティストたちなので、それに上手くリアリティを足し、
心地良い流れを作るというのは、至難の業かもしれない。
せめて原作が完結するまで待ち、監督も脚本家も、もう少し江戸風俗について勉強してから作って欲しかった、
とても惜しい作品だ。
m-flo inside -WORKS BEST IV-
二人の活動のまとめのDisc1は、彼らの才能が再認識できます。すばらしいです。
ただ、Disc2のDJ KAORIのミックスがひどいです。
やはり前のTakuやDeckstreamがミックスしたものの
ほうが断然よかったです。