裏切りの身体-「摂食障害」という出口-(M.C.MUSE ARCHIVE 2)
2000例を超える治療実績を元に、摂食障害の本質と治療ないし治癒について、医学的・哲学的・社会文化的・精神分析的な面から、平易な文体でわかりやすく論じられており、内容も示唆に富んでいる。
印象的だったのは、「何故人は生きるのか」と問うことが摂食障害の本質だという点である。患者は生きる意味や存在価値を痩せ続けることに見い出してしまうが、著者は、そのように問うてしまうこと自体は人として異常ではないと考える。治療においても著者は、医学的に必要な治療を厳として施すが、患者の切実な問いかけを回避せず、治療者として共に考え、抱えている(単なる共感や支持的アプローチではない)。そのような「他者」として「共にある」治療者の存在が、やがて患者が孤独な世界から抜け出す助けとなるのだろう。それは外科手術的な治療モデルとは全く異なるプロセスである。読んでいるうちに心が静かに温められる。
生きる意味について考えることは、大きな物語が失われ社会全体がニヒリズム的状況に陥っている今日、誰も避けて通れない問題だと思う。「そもそも人生に意味などない」とか「生きていることそれ自体に価値がある」というお定まりの回答は役に立たず、個人個人が考えて行かねばならない。「摂食障害という出口」を通らないとすれば、他にどのような道があるのか。それを考える上で、本書は摂食障害に関わりのない人にも一つのヒントになると思われる。
Suzanne Farrell: Elusive Muse [VHS] [Import]
「幻の天才」というのは評判ばかりが伝わり一度も来日がかなわなかったせい。バランシン、ベジャールといった天才振付け家に惚れに惚れられ、七十年代を中心に活躍したニューヨークシティバレエ団の大スター、スザンヌ・ファレルのドキュメンタリーである。彼女の美しい容姿と並外れた「音楽性」は伝説的でさえあるが、主にバランシンとの関係を中心とした「語り」の多いドキュメンタリーなので、おしむらくはもう少し踊る彼女の映像が見られたら、と思わせる(加えて英語を解さない方には辛いかも)。しかし「メディテーション」「真夏の夜の夢」「スコッチシンフォニー」などを踊る彼女の伸びやかさ、軽やかさ!往年のマーゴット・フォンティーンのビデオを眺めながら「いったいどこがすごいの?」などと不埒なことを思った素人バレエ好きにもファレルの凄さは分かる(笑)。おまけにモーリス・ベジャールも登場するのだからバレエファンには垂涎の一作。メディアの表舞台になかなか登場しなかった「音楽性の女神」スザンヌ・ファレルをご堪能下さい。
moshi muse for iPad Falcon gray [グレー]
サイズに余裕のある作りでiPadより薄いiPad2なら、背面を保護するプラスチックのケース付きでも大丈夫です。
特に驚いたのが指紋で汚れた画面がこれに入れておく間に本当に綺麗になっていることです。
取り出すたびに綺麗な画面で気持ちよく使えます。iPadを衝撃から保護する機能は期待できませんが
気軽に使いたい方にはいいと思います。
ACTRESS magazine muse vol.01 (OAK MOOK 381)
売り出した週末を過ぎ月曜日のため、近くの本屋さんをかけづり回ったけれども、一冊もなく、買い損ねたと思ったけれども、入手できて幸いです。内容は旬の女優さんを中心にあげたものです。まあ実際堀北さんと北川さんのところしか読んでいませんが。堀北さんの仕事に対する意気込みが読めて良かったです。グラビアも綺麗です。ホリオタですみません。
KARA SWEET MUSE GALLERY - MBC DVD COLLECTION
よくわからず安い方を・・・と思い買ったところ、
リージョンコードが違う為、普通には見れませんでした。
PCのリージョンコードを変更して見る事ができましたが、また戻さないと今度はコード2の物が見れないので・・・
日本語字幕も出ないですし、収録内容も若干編集点などが違うようですが、韓国語が分からない方(自分もですが・・・)は、少々高くなりますが日本版の購入をオススメします。