TOGISM 2001
メチャクチャ癒されます!!東儀秀樹さんや、雅楽の素晴らしさを改めて実感させられました^^それに、結構意外に聞いたことのある曲ばかりで、My Heart Will Go Onはビックリでした!雅楽で洋楽もなかなかイイです♪
全然違和感ないし、また別の良さもあります☆
どの曲も本当にイイです。CDを全部集めたいくらい!!!
韓国併合への道 (文春新書)
韓国人は歴史観でも人生観でも善か悪か、正しいか正しくないかの究極の結論がまずありきで、その為には自分の考えに合わないものは切り捨てて、あるいは無視して考える傾向がある。そのような価値観だから今に至るまで韓国併合は日本の韓国侵略だと言う見方しかでいないでいる。そう言った中で、韓国人がきっと初めて、善悪を一旦外に置いて、まず当時の流れ全体を見渡して当時の朝鮮半島が日本に吸収されたのもやむを得ないと歴史事実を真摯に受け止めた価値のある一冊。
ウルティマ(聖者への道)
このゲーム、世界観がすばらしいです。
道徳についての勉強になります。
はっきりいって難易度は高めです。
ただ、100%逃げる魔法があるので有効に使えばたいていの人が感じる苦痛はなくなります。レベルを5以上上げなければ雑魚も弱いままですし。
ラストのダンジョンであるアビイスにいくためには8つのルーンを集め8つの徳をMAXまで極め、8つの徳に関わる石を手に入れ、さらに3つの洞窟を出すためのアイテムがいります。
アビイスはさらに極悪で、階を降りるごとに道徳についてのなぞなぞが出され、間違えると外に出されます(その時徳に関係する石も置かなければなりませんが、これも間違うと外にだされます)。
ラスボスはいないと説明書に書かれていますが、実質ラスボスは最後の階に出てくるそれぞれの徳を持つあの8人でしょう。
それを倒し階段を下りると、オープニングの曲をさらにアップテンポにしたような曲がながれます。やっとここまできたのかー
と言う達成感でいっぱいになります。
そして先に進めばこのゲームの目的であり、世界の真理が書かれていると言う本があります。
この本の中身は、すばらしい言葉が書かれています。
その文面は、私の日々考えている悩みや疑問の答えそのものでした。
そしてエンディング。音楽がすごい祝福してくれるかのようなアップテンポの曲でメロディーラインがきれいで、少し切ない感じの名曲です。ENDの文字がでてもしばらくは達成感で呆然としていました。
追記
徳を簡単に高める方法があります。
町の人の会話でそれぞれの徳に関する質問の受け答えに注意すればいいのです。
何度話しても徳は上昇するので、評価がナメクジからでも簡単に聖者になれたりします。
薬草も最初は99個を1Gで購入し、後は安い薬草を1個単位で誠実に払い続けるのを繰り返せばよいのです。
D・W・グリフィスの嵐の孤児 <全長版> [DVD]
D・W・グリフィスが自作『イントレランス』の中世フランス編を更に発展させる形でメロドラマ化した作品。
フランスの街並を巨大セットで再現し迫力ある革命の戦闘場面を織り込んで描く、姉妹の小さな物語。
市街戦には千人単位のエキストラが動員されているが、それ以上にみせる演出は『国民の創生』で既に確立されている。
フランスの巨大セットの系譜といえば、R・バリモアの『我も若し王者なりせば』へと受け継がれ、『嵐の三色旗』にいたる。
そのどれも超大作の風格があるが、特に『嵐の孤児』はメロドラマの部分にも優れ、ラストの名高い救出と共に忘れがたい。
あわやギロチン刑に掛けられそうになるL・ギッシュのグローズアップは、殆ど倒錯趣味の権化と化している。この顔見たさにD・W・グリフィスはこの超大作を撮り上げようと思ったとしか考えられない。この行き過ぎた趣味を我々は映画史上でも類の無いものとして歓迎するだろう。
危険社会―新しい近代への道 (叢書・ウニベルシタス)
本書は、近代を鋭く分析したものである。原著の刊行年は1986年であるが、今でもその理論は古びていない。まず、本書のタイトルとなっている危険のことであるが、それはリスクのことである。つまり、行為(近代化)に伴って起こるネガティブな結果である。ベックによると、近代はその進展とともに、富の増大や技術革新を生むだけではなく、その意図せざる結果としてリスクを生み出してしまうのである。リスクの特徴は、知覚できない、制御できない、破滅的な破壊力を持ち、あらゆる概念を喪失させるというものである。ベックは近代を二分する。第一の近代(産業社会)と第二の近代(リスク社会)に。リスクの発生によって、到来するのがリスク社会(第二の近代)である。リスクが発生するのは、普遍的な近代の概念と半面的にしか近代化がおこなわれていない実際の制度体の機能との食い違いがあるからである。そこで、ベックは、近代化を徹底させることによって、リスクを克服できるとする。
この理論を現実に照らし合わすなら、原子力発電所(環境問題やテロや金融リスク等もあるが)を例に挙げればわかりやすいかもしれない。近代化の進展とともに、人類は、CO2を出さない、環境にやさしい、低コストで、安定して電力供給を行うことができる原子力発電を生み出した。しかし、チェルノブイリ原発事故、スリーマイル原発事故、福島原発事故などからわかるように、時として、それは、人間の命を一斉に奪ってしまうものに変わってしまうのである。現代はこうしたリスクが蔓延しており、まさにリスク社会なのである。
本書の構成は、こうである。第一部、リスクの社会学。第二部、個人化。第三部、科学論と政治。ベックの提示する処方箋(リスクに対しての)には疑問が残る個所もある。しかし、1986年にこれだけの分析をやってのけるのはすごいし、今の時代認識を改めるには、すぐれた一冊だと思う。