アンタッチャブル山崎弘也の休日inリビア 【無修正完全版】 前編 [DVD]
夜中にボーっとTVを見ていたら、ザキヤマがリビアに行く番組!
商社勤めの友達から聞いたことがあるが、リビアは北○鮮と並ぶくらい色々と問題がある国と聞いていたのでこれはどんなことになるのだろう・・・眠気もブっ飛び見てしまった・・・。あのザキヤマのハイテンションとちょっとKYな感じ、でもちょっとビビってる感じも、日本の通常のバラエティ番組ではなかなか見られない、さすがフジの深夜、やってくれる!と思ったらDVDの宣伝だったのね〜(笑)
深夜だし、見逃した人多いと思うけど【無修正版】ってタイトルについてるんだから、放送されてないかなり笑える内容が入っていることに期待!で★星5つにします。
マーラー:交響曲第8番
この第8番は千人の交響曲といわれるほど、壮大劇的な作品です。他の指揮者が壮大、劇的な解釈で演奏しているのに対し、インバルは、彼らしく、その壮大さに隠れてしまっている、マーラーのこの曲の真意を引き出しているように思えます。そして、非常にクールに仕上がっています。バーンスタインやアバドの録音に慣れた耳には物足りなさを感じてしまいますが、これはこれでマーラーへの新しいアプローチだと思います。
革命と独裁のアラブ
カダフィがリビアで革命を成功させたときに日本から単身、留学生として乗り込んでいってから40年以上、おそらく日本人の中でだれよりもアラブを見続けてきた著者が、アラブの社会構造をやさしい語り口で解き明かしている。
なかでさまざまなアラブの「ひそひそ話」が紹介されているが、「ビン・ラーディンがアメリカ系の病院で治療を受けていた」という話には驚かされた。そして、今後アラブの覇権を握るのがトルコだという結論にも・・・。
マーラー:交響曲第2番「復活」
5楽章冒頭の、悠然たる金管のフレーズは何度聴いても、身震いがする。むしろ音量を抑え、テンポも抑えた悠然さがゴツい。現世を超越して指揮されとるのはこのノイマン先生最晩年オクタヴィア盤だけでしょう。いくらしてもええので、スーパーオーディオプレイヤーも揃えて、ASCDでぜひお聴きになってください。音楽の使徒と化した現人神となって、最晩年のノイマン先生が指揮しとる姿を想像するに、「静謐さの中の激しさ」が圧倒的。ほういえば、グレゴリオ聖歌に続き、第三部冒頭のフルートと金管の悠然たる夜明けのフレーズの悠然さもただただ圧倒的。
スメタナ四重奏団を離れ、指揮活動ウン十年のノイマン先生の集大成のような迫力に、心打たれます。亡くなる2年前、ノイマン先生最晩年のマーラーサイクルからの「復活」は、立体的分離やホールの反響と録音も最優秀、うれしい限りですわな。
1楽章ではボヘミアの自然をいとおしむような、たおやかな第2主題が懐が深く、第2楽章最初のスケルッオのやや速い、リズムを丁寧に刻むようなフレーズとコントラストがおもろい。総じて、楽想を玩味咀嚼して、丁寧に刻むようなリズムに共感を覚えます。このコンビの「巨人」でも、ボヘミア回帰的リズムが実にエエ。
4楽章では、ソプラノの方がクリーミーなやわらかい声で、安らぎますが、歌手の個人的才能だけでなく、ノイマン氏のこの曲をいとおしむようなリズムとりと無縁ではありますまい。やがて、金管が渋いフレーズを聴かせ、またグロテスクなフレーズを奏でます。遠くから促すような金管とロマンチックなバイオリンとの応酬。合唱も渋いですなあ。お歌では総じて、とくにソプラノの方が懐の広いノイマン氏の「自然流」をよく生かされて、エエお歌です。最後の最後まで、澄み切って実に清冽。ノイマン先生最晩年の、心に秘めた優しさの再結晶のような演奏。終楽章の合唱部分の清らかさだけは、スプラフォンの旧盤に軍配。いずれにせよ、レニーやシノーポリを抑え、史上最高の「復活」でしょう