the ジブリ set
大方予想通りの仕上がりですが、DAISHIファンとジブリファン共に楽しめる作品にはなっていると思います。リミックスCD等でよくある原曲を完全に無視した「実験的な曲編集」は皆無ですので、原曲ファンが傷付くことはないと思います。…ただ逆にそれを望んで購入するのであれば、物足りないと感じるかもしれません。
原曲と大差がない…と感じる方もいらっしゃるようですが元々DAISHIのメロディラインは久石さんにかなり近いものを感じていたので、私は当然の結果だと思いました。本人も久石さんの影響をかなり受けていると語っていましたし。
全体の印象としては、どの曲にもとても優しさというか愛情を感じる仕上がりになっています。DAISHI独特の心地よい高揚感と久石さんの美しい『泣き』のメロディが上手く融合され、原曲とはまた違う「ジブリの風景」を見せてくれます。
有名な曲をカバーしたり、リミックスしたりして実験的に作った作品は時に原曲ファンを傷つけることもありますが、このアルバムはそのようなことは絶対にありませんので、ご安心を。
ジブリファンの方は是非聴いてみて下さい。きっと『DAISHI DANCE』の音楽がもっと聴きたくなると思いますよ。
ピアノ・スコア →Pia-no-jaC← Vol.2
う〜ん、思っていた以上に難しい…弾きにくい。クラシックばかりやってるので、なじむのに少し時間はかかりそう。でもちゃんと大好きなピアノジャックの旋律です★
STAR【初回生産限定盤】CD+DVD
前作『VOICE』に続き、今回の『STAR』もしっかり楽しませてくれます。
曲調がバラエティ豊かで、聴き手をガッチリつかんでくれます。
『VOICE』以降のシングルを持っていない私には、ちょっとしたベストアルバムです。
基本的に中島美嘉さんは良い作曲家に恵まれていると思います。
また、時代を適度に意識したアレンジが曲を長生きにさせているんだと思います。
そして何より中島美嘉さんが歌う事により、
オンリーワンな楽曲が生まれるんだろうな〜と感じました。
中島美嘉が、より中島美嘉らしくなった作品だと思います。
個人的には、4曲目の『Over Load』をメインで聴くんだろうな〜と思っていたら、
11曲目の『Memory』にノックアウトでした。
前作『VOICE』の2曲目『SAKURA〜花霞〜』が好きな方は、きっと気に入ると思います。
ピアノとストリングスを使った壮大かつスピード感のあるアレンジと英語詞がクールで好きです。
また、8曲目の『LONELY STAR』も、のりの良い分かりやすい楽曲で、ハマッちゃいました。
サウンドこそは違いますが、どこかNANAの『THE END』の収録曲を連想してしまいました。
バラードに関しては、何も言う事はありません。
とくにアルバムラストの曲はヴォーカル、ピアノ、ストリングスの極上バラードです。
この1曲の為に購入しても損はないんじゃないかなと思います。
全体的に捨て曲なしの良作だと思います。
また、皆さんも気になる耳の病ですが、作品として、このアルバムを聴くにあたって、
過去の作品より歌唱力が劣っている等の心配も無用だと思います。
むしろ、今後の活動をますます期待し応援したくなります。
今は治療に専念し、是非とも近いうちに音楽活動を再開し、良い作品を届けて欲しいです。
THIS WAY UP
残月の1:20から1:32にかけてのソロ?パートが疾走感がすさまじく鳥肌が立った反面、
それでも猫は追いかけるのリズミカルでどこかダイナマイトを思わせるような曲が
アルバムにアクセントをいれていたり色んな挑戦をしているような気がしました。
ただひとつ残念なのは相変わらずの曲数の少なさ。
→Pia-no-jaC←好きな私としてはこの曲数が→Pia-no-jaC←のアルバムには
ちょうどいいのかもしれませんが、やはりどこかもっと曲を!という渇望感が…
何にせよ、好きなアーティストの一人なので長く今のクオリティを保って活動して下さい。