Maximum Security
ギタリスト兼キーボーディスト、トニーマカパインの87年発表のセカンドアルバムです。奇妙なジャケットからは相変わらずサウンドの予想がつきませんが、前作同様、メタルフュージョンとでも呼ぶべき、美麗で格好いいギターフレーズ満載のアルバムになっています。マカパインといえばおなじみのクラシックカバー曲で、美しいkeyを披露しているのに加え、今回は、bもマカパイン自身が弾いています。また、ジョージリンチ、ジェフワトソンといった売れっ子ギタリストとのギターバトルを繰り広げているのも特徴でしょうか。
前作で、マカパインの美麗でメタリカルなギターの虜になった方にお奨めのアルバムです。
Real Illusions: Reflections
ロックというカテゴリーを超越した作品。
相変わらずこの人の感性は、素晴らしいと思う。
アルバム全体が摩訶不思議な雰囲気で、ヴァイ独特の世界観に覆われているが、けっして難解な音楽では無く、広がりのあるサウンドが心地良く感じる。
もちろんギターリストのソロアルバムなので、ヴァイのGテクニックにも注目したいが、この深すぎる音楽に演奏技術うんぬんの話はどうでもよくなってしまう。ゲスト参加のビリーシーン(B)とトニーマカパイン(KEY)も確かに素晴らしいが、そんなことは二の次!まずこの音の世界を体感して欲しい。
とにかく言葉では表現できない素晴らしさ!聴けば分かります。
マキシマム・セキュリティー
これほどのアルバムは今後も現れないでしょう。発売当初もこう思った…。ギターという楽器じゃなく音楽として是非とも聴いてほしい音。構成、楽曲、テクニック、アレンジ、トータルバランスでもかなりハイレベルなので玄人向けか。1987年に発表されたアルバムだが世界的にも、もっとビックフューチャーされるべきアルバムである。