ソングス・フロム・ザ・クリスタル・ケイヴ
もともとスティーヴン・セガールのファンで、彼の映画のエンドクレジットで流れてた歌を聴いて「あれ?これセガールの声じゃない!?」と思い調べてみたら見事にアルバムが2枚出てました(笑)
先日ついにお店で見つけて聴いたところ、俳優だっていう肩書きを抜いても良い作品でした。
何曲か映画の中で聴いたようなカントリー調の良曲の他にもレゲエやワールドミュージック的なアプローチもしていてまさに世界を股にかけた彼の作品なのかなぁと感じさせられました。
歌声は映画の通りのちょっと声の細い高めな声で決してハイレベルな歌声ではないかもしれませんが所謂、味のある声でこれがまた良い具合に楽曲によく合っています。
カバー1曲を除く全編のソングライティングに加えボーカルだけでなくギターレコーディングも行っていて、ギターやアンプのコレクターなだけでなく、音楽まで作って演奏しちゃうなんて。。
彼も一人のホントに音楽を愛している男だったんだなぁ・・・なんてアルバムを聴きながらしみじみ思いました(笑)
スクリーンの中の姿だけでなくミュージシャンとしての彼の姿も見て、改めて彼のファンになった、そんな思い入れ深い1枚でした。ファンはもちろん、ファンならずとも聴いてみてはいかがでしょうか。
マチェーテ [DVD]
正にエロ・グロ・ナンセンスの極みの今作。
キャラもテンポもストーリーも設定も演出もどこか既視感を感じさせながら古臭さを感じないのは不思議ですし、もう手垢が付くぐらい使い古されていそうな上記の要素に懐かしさと嬉しさしかこみ上げてこないのはそれだけ良くも悪くも洗練された(ひねくれた?)作品が増えたという事なんでしょうか。
確かに正直しょうも無いと感じるようなシーンのオンパレードなのですが、同時にそれらが嫌悪感どころかもう愉快・痛快でしょうがないですし、登場人物たちも漫画の世界から飛び出してきた様な素敵で愛おしくなるぶっ飛んだ連中ばかりです。
ポップコーンを片手に「バカだな〜♪」とゲラゲラ笑いながら楽しめる、久々に心の底から「映画を見た」と感じられる作品です。
(ただしと〜ってもアクの強い作品なので万人ウケしない事は残念ながら保障出来ちゃったりします。)
マチェーテ【初回生産限定特典:ピクチャーブック付】 [Blu-ray]
豪華な出演陣だが、ロドリゲス監督は「B級」に拘った。
昔の映画には必ずあったフィルムの傷やノイズ。
DVD、いやVHSで鑑賞するのが正解なのでしょうが、
敢えてBlu-rayを購入します。
どのような画質になるのか今から楽しみですw
映画はお色気ありのバイオレンスムービー。
男性は大好きでしょう!
上映された館数も少なく、上映期間もかなり短かった作品。
是非手元において何度も観て下さい!
映画館ではご年配の方が多かったのはナゼ?
Music From The Films Of Steven Seagal: Hard To Kill (1990 Film) / Above The Law (1988 Film) / Out For Justice (1991 Film)
このデビッド・マイケル・フランクという人、前はデビッド・フランクと名乗っていてアンディ・デイビス監督の映画音楽を主にやってました。アンディ・デイビス監督はチャック・ノリスやスティーブン・セガールと組んだりしたので、その縁でセガールの主演作の音楽担当が増えたのでしょう。元々ギタリストらしく、「ハード・トゥ・キル」ではドライブの効いた心地良いギターサウンドで聞く者を魅了します。チャック・ノリスの「野獣捜査線」の音楽はシンセとホーンが中心のサウンドでしたがこれも中々センスの良いものでした。この人の映画音楽ばかりを集めたものが出て欲しいと思います。
Mojo Priest
あのスティーブン・セガールのアルバムである。
本人が歌って、クレジットを見る限りではギターも弾いている。
歌を嗜むという事はちょっと聞いていたが、まさかCDまでとは。
全体としてはロック+ブルースと云うジャンルに収まるのか。
だけども今風の、音がガンガン鳴る様なロックとはちょっと違う、
どちらかと云うとエリック・クラプトンとか、そっちの方面だ。
驚くのはセガールの声で、劇中の彼からはちょっと想像が難しい、
低めでちょっと芯が通った声。劇中でもこの位通っていれば…(笑)
残念なのは暴走特急のエンディングクレジット使用曲である
"After the train has gone"が収録されていない事…だろうか。
沈黙の断崖の劇中歌、"Dark Angel"が収録されていただけに、
これがあったら個人的にはより完璧に近づいていたと思う。
そんな訳でこのセガールのアルバム、"Mojo Priest"。
セガールが歌っていると云う点を抜いちゃうとどうも、
「可も無く不可も無く」になってしまう感じがしないでも無いが
セガール好きな人は買ってみても良いんじゃないかな、と思う。