テイルズ オブ レジェンディア 公式コンプリートガイド (NAMCO BOOKS)
ちゃんと攻略するのに必要なことはばっちりと載っているし、世界設定や各キャラの初期設定時のラフ画、製作者インタビューなどオマケ要素も満載です。
攻略チャートはかなり慎重に書かれており、コラムやオススメコンボなどの情報もちゃんと載っていて初心者に安心なつくり。
個人的にアイテムデータのところはそのアイテムの効果だけではなく、説明まで載っているのが面白かったです。(食材に関する説明とかね)
ただ、パズルブースの攻略が少し見にくいのと、街の中にある宝箱の位置が若干わかりづらかったので星を1つ減らしました。
でもコレがあれば攻略につまることはまずないでしょう。レジェンディアはこんなところにアイテムあったの?ということが多いので購入をオススメします。
個人的にテイルズ攻略本は使い勝手の点でファミ通出版の攻略本より公式に軍配があがりますかね。
でも情報量の多さや読んでいて面白いのはファミ通のほうなので、どちらを選ぶかはお好みで!!
テイルズ オブ レジェンディア
今作はナムコ(現バンダイナムコゲームス)のテイルズ以外のゲームを担当していたチームが手掛けたテイルズなので、他のテイルズ作品とはかなり感じが違う作品となっています。
やってみて他のテイルズと違うなぁと感じた点を以下にあげます。
1)キャラのデザインが違う
これが一番わかりやすい違いですね。テイルズのキャラといえばいのまたさん、藤島さんのお二人のものがほとんどですが、今作は全く別の方がデザインしていますので、かなり絵の感じが違います。絵柄が今までと違いすぎるため、今作を敬遠してしまう人も多いみたいです。自分も始めはすごく違和感を感じましたが、慣れれば結構綺麗な絵柄だなと思えてきました。
2)BGMが違う
人の歌声が入っているものやジャズチックなものなど他作品にはなかったBGMが多いです。でもすごく新鮮な感じがしますし、場面によくあっている曲ばかりなので自分は好きです。音に関しては今作はやたらと鼻歌を歌う場面が多いという特徴もあります。
3)戦闘システムが違う
実はこの点はよく批判されており、今作最大のマイナス要素と言われます。システムや能力値が大幅に単純化されており、戦闘がすごくわかりやすくなっています。また魔法や奥義の演出も簡素化されていますし、秘奥義がありません。なので戦闘重視の人には物足りなく感じるかも知れません。が、自分のように戦闘があまり得意でない人は気にならないかも。
今作のオススメポイントはストーリーです。
大筋は主人公が妹のようにかわいがる幼馴染を助けるために活躍するというありがちなものですが、幼馴染とその姉と主人公の間の恋愛模様や種族間の紛争が複雑に絡まり、なかなか凝ったものとなっています。また今作の舞台は遺跡船という一見島のような巨大な船であり大陸は存在するものの、主人公たちがそこに上陸することはありません。よってすべては遺跡船の上で行われます。また遺跡船には街らしい街が一つしかないためその街を拠点に遺跡船の各地をまわるという斬新なシステムになっています。世界各地の街を巡るという楽しみが味わえないのは残念ですが、遺跡船の街は非常に大きいので、まぁさびしくはないです。
今作ではパーティメンバーの過去にあまりふれることなくラスボスまで行っちゃいます。でもそれにはちゃんとわけがあります。ラスボス後にキャラクタークエストというサイドストーリーと後日談を合わせたようなストーリーがついているのです。キャラクエでは主人公とヒロイン以外のキャラにスポットライトがあたり、キャラごとの専用のストーリーをこなしていくことになります。そこではじめてパーティーメンバーの過去や心の傷が判明します。キャラクエでは本編と異なり主人公は他のキャラのサポート役に回り、脇のキャラが主役になるのですごく新鮮な感じがしました。しかもこのキャラクエがとても感動的なんです。人が死んじゃって泣けるっていうのよくありますけど、キャラクエは人の死によらない感動が多いので見ててすっごく気持ちいいです。本編はとにかく戦闘重視なので会話とか日常的な要素が少なく張りつめた雰囲気ですがキャラクエはキャラ達のふれあい重視なので、会話や日常生活が多く見られ、穏やかな感じです。自分的にはキャラクエ編のほうが好きでしたね。キャラクエは本編ではないものの、かなり長いのでただのおまけではなく、やりごたえは十分あります。
とにかく今作は何かにつけて斬新で、すてきなストーリーなのでオススメします。
テイルズ オブ レジェンディア PlayStation 2 the Best
友人に借りてプレイしてみました。
シナリオはなかなかよかったです。
気に入った点は今まではその世界全土を走りまわるような感じだったのに対して
今回の舞台が「遺跡船の中」といういままでにはないというところでした。(広いけど)
アニメーションはとても綺麗でした!(特に、たまに流れるイベントムービー)
音楽も壮大な印象が残っています。
いまいち…だなぁとおもったのは、ここのレビューでも書かれていますが
主人公セネルとヒロイン(?)のシャーリーのやり取り。
ちょっとしつこいです。周りの方々はなんともいい印象を覚えてたのですが…
戦闘は動きがちょっと鈍く見えて、技の迫力も受けませんでした。
ボスを倒してもそこまで達成感あまり感じられませんでした。
全体で見るとどうにも評価しにくいゲームかなぁと個人的におもいます。
テイルズオブレジェンディア 2 (REX COMICS)
藤村あゆみ先生の描く、テイルズオブレジェンディア2巻です。
最初の1巻から見ていれば誰もが思いますが、最初の時点からオリジナル要素を取り込み、ゲームとは違った視点から描かれています。
しかし素はきちんとなっていて、ゲーム未プレイの方にもレジェンディアという世界観が分かりやすいかと思われます。
私も初め1巻を購入したときには未プレイでしたが、大変分かりやすかったです。
(そして今はめろめろに魅了されレジェンディアをプレイ中です。笑)
そして2巻もやっぱりゲームとは違った視点からのお楽しみ。
けれど話は実に分かりやすく先の展開を知っていてもドキドキします。
一番の驚きは、なかなか仲間になってくれないあのジェイ(笑)が面白い展開を見せ早くもセネルと仲間に!
ノーマももちろん(ゲームとは違う展開を見せつつも)仲間として同行しています。
個人的にジェイが好きなので、以外に早い出番と出現率が高くて嬉しかったです。笑
そして捕らわれたシャーリィはある少女と出会い、秘めていた謎を明かします。
ゲームでいうと”毛細水道”のお話なのですが、この辺りは仲間達の感情がばらばらでもどかしいです。
締めくくりはモーゼスの状況を読めない波乱登場で締めくくられています。笑
…絵の方はかわいくて私好みなのですが、どうでしょう。
テイルズ・オブ・レジェンディア~voice of character quest~1(DVD付)
テイルズオブレジェンディアのCDドラマです。
ストーリーは完全オリジナルになっています。
CDドラマの内容に関しては賛否両論分かれるような気がしますね。
私はあらすじを見たときに真面目なストーリーを期待したのでかなり拍子抜けしました。
かなりぶっとんだ内容になっていました。
レジェンディアはシリーズの中でも特にコミカルなやりとりを楽しめる作品なので、
その部分を最大限に活かした感じになっています。
寝転んで気楽に聞ける感じです。
ミミーが大活躍でミミーファンにはたまらないかも?
キャラによってはかなりぶっ壊れてるのでその辺許せないという人にはお勧めできませんね。
私は許せないというほどではないですが、ちょっとやりすぎかなと思う部分もありました。
DVDの声優さんインタビューは結構楽しめました。
「この声優さんこんな顔してたんだ」とか
「この声優さんキャラと性格正反対だ」とか。
全登場キャラの声優さんのインタビューがあるのが嬉しいですね。(volume1ではそのうちの半分)