ナンシー・ウィルソン&キャノンボール・アダレイ
1961年のキャノンボール・アダレイ・クインテット(Cannonball,Nat Adderley,Joe Zawinul,Sam Jones,Louis Hayes) とナンシー・ウィルソンの競演盤。
ただナンシーが歌っているのは奇数曲(1,3,5,7,9,11)という構成。 勿論ナンシーさんの歌声もとっても素敵なんですが、驚くのは偶数曲でのクインテットの演奏。こんなに凄いバンドだったんだと改めて感心する。
I Can't Get Startedは数あるこの曲のパフォーマンスの中でも、名演ですね。
’61年当時ではZawinulのピアノは非常に新鮮に響いたに違いない。
それにしてもキャノンボールは稀代のアルト・マンだったと再認識させられる。
このアルトはフィル・ウッズやテナーのS.タレンタイン(Sugarあたりの)を経てD.サンボーンに引き継がれていることが明らかだ。
いやNancy Wilsonを聴くにも良い盤ですよ。
1粒で2度美味しいってやつですね。 お薦めです。
ベスト・ジャズ・ヴォーカル100
選曲も大変良く夜のちょっとしたファミリー・パーティーのBGMには最適です。100曲で価格もお値打ちです。ただ覚悟してほしいのは、これさえあればジャズは完璧と思って購入するとあきるのも早いでしょう。何度も繰り返して聴いているうちに自分なりにこの曲はいいな、このヴォーカルの声は素敵と思えば、貴方は次のステップに進んでいくでしょう。そして、ジャズの魅力に深く入っていけるはずです。是非、入門盤としてお試しください。さあ、皆でジャズを流行らせましょうよ
悪魔のサンタクロース 惨殺の斧 [DVD]
出だしはなかなか良かったと思います。
精神科に入院しているおじいちゃんに会いに行くのですが、
またこれが壮絶な出会いになります。
私はこのシーンがいちばん怖かった・・・!
で、なかなかハンサムな好青年に成長したビリーが、
あるきっかけで殺人鬼に変貌してしまうのですが、
何もヒネリもなく淡々とストーリーは進んでいきます・・・。
殺人鬼が誰なのかも、殺人を犯す理由もはっきりしているだけに、
悲壮感がかなり漂っているように見えます。
でも殺害方法はなかなか強烈かも。