屋根の上の送りバントロンくんの仰天時事評論

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「また、必ず会おう」と誰もが言った。 渋滞で帰りの飛行機に乗り遅れた主人公が様々な人に出会い、
助けられながら成長していく単純明快な青春物語です。
ストーリーに特に引っ掛りがないので、1時間半くらいで、
サクサク、すらすら読めました。
物語は面白く、展開も速い。素直な主人公にも好感が持てます。
著者は塾講師だけに、読者を中学生か高校1年生くらいに
設定して書いているのでしょうか。

ただ、読んでいて一つ気になったのは、物語に悪人がただの
一人も出てこないこと、出会う人がすべて善人なこと。これ
にはやはり、違和感を感じます。人は善人によって助けられる
ことは確かですが、現実の世界では悪人とか弱者を見て学ぶ
ことも非常に多い。世間は反面教師のほうが圧倒的に多いです。
世の中、こんな人ばかりだと本当に助かりますが、それはまず
ありえないので星三つです。


目に見えない放射線のチェックに!! デジタル放射能測定器 ガイガーカウンターRAY2000A 福島にいますが、ちょっと気になって買ってみました。
水溜りのあとのところが、1.8マイクロシーベルト。

部屋の中、0.02〜0.06マイクロシーベルト。
こないだテレビで1.5mSvとかの場所があったんで、怖くなって買ってみました。

ちゃんと計れているみたいです。
みためはやすっぽいけど、中身が問題なんで、他のと比べて安いし、十分かと思います。



K-19 [DVD] この映画に、戦闘シーンはない。敵との神経戦もない。あるのは「潜水艦という逃げ場のない密室」で起こった「原子炉暴走との戦い」という恐怖。

実話をベースに作られたというふれこみだが、実際には「原子炉の事故が起こったこと」と「進水式でシャンペーンが割れなかったこと」しか共通点はないとも聞いた。
艦長と副長との「確執」も実際はなかったのだろう。しかし、この映画ではふたりの性格の全く異なるリーダーの対立が実に効果的に使われている。

艦長は作戦命令の遂行のためなら少々無謀なことも躊躇しない「典型的なエリート軍人」。副長は現場と乗組員をよく知っているだけに、艦長とことごとく衝突する。
「自分の心の中」を決して表に出さない艦長。しかし、原子炉暴走の危機が最終段階をむかえるに及んで、副長の説得に応じ、乗組員に「命令」ではなく「協力」を要請する。
それにしても、10分とは居られない放射能に汚染された区域に、丸裸同然で修理に向う作業員の姿は痛ましい。

もし、修理がうまくいかずに原子炉が爆発していたら核ミサイルも爆発していた可能性もある。最悪の場合は、アメリカがソ連の先制攻撃と勘違いして、報復核攻撃をしていた。
この映画は「事実」そのものではない。しかし、「核のボタン」がこれほどずさんに管理されているのをみると、改めて恐怖を感じる。

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