SWAN-白鳥-モスクワ編(1)
レオンと二人、シュッテガルトへ旅立った真澄が2年後、ふたたびリリアナとモスクワで「アグリーダック」で対決!?
生きていて良かった!
単行本まで待ちきれず、ついに1年前からSWANマガジンを定期購読することに。
当然連載終了後に「恋人同士になったはず」と思った真澄とレオン。
ところがシュッテガルトへ行ってみると、レオンには昔からの女がいたりして、二人の仲は進展していないんですね。
そこにボリショイから真澄へ「アグリーダック」のオファー。
モスクワで真澄を待つのは、リリアナとセルゲイエフ先生の婚約発表から、セルゲイエフ先生のロシアバレエ界への革命的公演への出演依頼、そして改訂版「アグリーダック」の舞台、さらにレオンとの関係から、リリアナの病状悪化まで!
もうSWANファンにはよだれモンです。
30年前にあれだけ書き尽くしたはずの真澄に、まだまだ封印された部分、本人も向き合いたくない自分があったんですね。
さて、その正体は!?……やっぱりアレなのかなぁ〜
ということで、十分期待にこたえる1巻だと思います。
1巻ではまだ「アグリーダック」の舞台は描かれていません。
長い連載になるといいですね☆
2巻まで待ちきれない方は発売中のSWANマガジン冬号で続きが読めます♪
真澄がセルゲイエフ先生と踊る「春の祭典」の場面が圧巻です☆
まいあ Maia SWAN actII4
第一部完結です。
まいあの精神的な成長と子ども時代の終わりを丁寧に描いたプロローグ、第二部に期待です。
2巻・3巻あたりでは、まいあの甘さ・幼稚さに少々イラっとしていたのですが
4巻にてそれがすべて必要な前振りだったと納得させられます。
真澄のワークショップで噂されていた「伝説の娘」というキーワード、
まいあのことなのであれば、どんな伝説であるのか、
またれいなの母がまいあを動揺させた一言がなんだったのか、
レオンと真澄の新作の全体像はどのようなものか、
第二部以降でドラマティックに語られるのでしょう。
長編になりそうな予感です。第一部を押さえておくべき!
SWAN MAGAZINE 2011 春号 Vol.23 -スワン・マガジン-
今回、レオンにふみきれない真澄の思いが明らかになったのかなと感じました。対して、先生やリリアナの思いはもう昇華されていてすっきりしたのが印象に残りました。リリアナのこと、先生も予感しているようですね。
ここにきて言葉には出てきませんが、ルシィのことが影響を与えているようにも思います。うーん。どのようにレオンとの決着をつけるのか、有吉先生のお考えが楽しみです。読者からみれば、えー、どう考えてもあのニューヨークのころからずっと互いに響き合っていたのはレオンでしょうといいたいですが・・・・。私が幼かったからか、あの頃、どうみてもルシィは弱い真澄の逃げ道だったようにしか考えられなかったです。読み方が浅いのでしょうか。私。レオンもあの頃から変わっていないですよね。そういう意味で二人はやはり似ているのかも・・・・。二人の課題ですね。もちろん二人のことだから当たり前だけど・・・(笑)
次号私も待ち切れません。せめて二ヶ月後くらいにしてほしい・・・・。