Lost in Time
BOYZ2MEN(最近はCraig David)によるMOTOWNカバーアルバム以来、アメリカのBlack Musicもすっかりカバーブーム・ソウル回帰ブーム再燃という感じで、最近のJohn Legendの♪Wake Up Everybodyのヒットもその流れだろう。このEric Benetのアルバムは、同時期に出たQuincy Jones、R.Kelly、Charles Wilson、Cool Million(笑)等の70〜80年代回帰的なアルバムの中では一番好感が持てた1枚だ。
カバー曲を入れれば、その曲の出来とアレンジでアルバム全体のイメージを比較的簡単に構築出来るが、Eric Benetのアルバムは全曲オリジナルで勝負、Eric BenetとGeorge Nash Jrとでプロデュースしているというところが評価出来る。内容的にも生音を意識したサウンド、エレキシタールやストリングスなどでソウルへのノスタルジックを演出し、楽曲も丁寧に作られた感じの秀逸なメロディーが多い。
ミッドダンサーの♪Feel Goodや♪Good Life、彼本来の持つネオソウル的Ericの匂いも入れながらも70〜80年代のFunkグループがよく歌っていたようなバラード♪Sometimes I Cryと♪Stir It Up、O'JaysのEddie LevertとのデュエットでソウルフルなGrooveが爆発するミディアム♪Paid、Marvin Gaye風ノーザンソウルGrooveの♪Take It、 Billy Stewartの♪Sitting In The Parkをイメージしたような且つどことなくStevie的な爽やかナンバー♪Summer Love、など多彩な楽曲が多く、聴く者を飽きさせない。
しかしやはり、本作の最高峰はフィリー系の超甘茶バラード♪I Never Want To Live Without Youや♪Always Reason、そして♪Lost In Time(The MomentsのH.Rayのような歌いまわし)の3曲ではないだろうか? この3曲は70年代SOULファンであれば、絶対にある種の感激を禁じえないだろう。
・・・というわけで、Benetの新作は、単なるネオソウル寄りのR&Bシンガーという彼への固定観念を変える、そしてセルフプロデュースで彼の本当に好きな部分の見える良質なソウルアルバムである事は間違いない。
グリッター [DVD]
以前からマライアの大ファンですので見てみたいと思いつつ、やっぱり演技力は期待できないのではないかと思っていましたので購入は思いとどまっていました。
でもファンなら鑑賞はもちろん持っておきたかったということもあり購入。
感想は【観てよかった!】です。
上手く評論も説明もできませんが、とても元気をもらえると思います。
マライアの歌に対する姿勢なども感じられ、そして改めてマライアのすごさや魅力を再認識できました。
ファンの方はもちろんこれからマライアを知りたいという方にもおすすめの作品です。
トランスアトランティック・RPM
インコグニートの30周年記念アルバムとの事。
私自身1990年代のアシッドジャズの渦にどっぷりはまった人間でして、お気に入りはジェイムステイラーカルテットやコーデュロイあたりでした。一方、インコグニートは何枚かトライしたものの何故かハマれなかったタイプです。他と比べて優等生的というかワンパターンなサウンド、そしてアグレッシブさがないという印象があったからです。しかし、このアルバムは初めてイケてると感じました。
メロディやアレンジにもバリエーションがあるし、楽しめます。飽きる事もなく、聴く程に好きになるという感じですかね。
アシッドジャズ的というよりフュージョン的な雰囲気は相変わらずですが、これまでインコグニートに抵抗を感じていた人もトライする価値アリだと思います。
グリッター [DVD]
以前からマライアの大ファンですので見てみたいと思いつつ、やっぱり演技力は期待できないのではないかと思っていましたので購入は思いとどまっていました。
でもファンなら鑑賞はもちろん持っておきたかったということもあり購入。
感想は【観てよかった!】です。
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マライアの歌に対する姿勢なども感じられ、そして改めてマライアのすごさや魅力を再認識できました。
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R&B MAX
ローリン・ヒルのCDを探していたら、たまたま見つけたこのCD。
R&Bは心の和む曲ばかりなので、お気に入りも多いです。
ぜひ、購入したいと思ったくらい欲しいCDです。
今は、思索中です。
できれば、もう少し安くなるといいんですけど…。