ゴールデン☆ベスト ビートたけし~ビクター・シングルス&アルバム・セレクション
長い間聴きたかった「過ぎゆく街」を、やっと聴けて大満足です。 ただ、この曲のタイトルを私は「新宿午前3時25分」だと勘違いしていました。二十ン年も! 当時、たけしさんのラジオ番組で両方とも流れていた気がしますが、思い込みの恐ろしさ?です。 このアルバムで、あの頃の自分を振り返ってみるのも良いと思いますよ。
友情 (新潮文庫)
高校の現国の授業で漱石の『それから』があり、それをきっかけに漱石の三部作を読みました。
そして、その上で『友情』を読みました。
これだけを書くと“真面目な僕の自慢”に聞こえるでしょう。でも、そうじゃないのです。先生の話に惹きこまれてしまったのです。
『門』の発表後、漱石は文壇からかなりの批判(批評ではなく)をされたと聞きます。
当時、このテーマはタブーに近い内容だったそうです。それでも漱石は、そのテーマを追求したい思いで三部作に手を付けました。その事を知った漱石の親しい人々は、書かないよう彼に忠告したそうです。
結局、漱石は自分も世間も納得の出来る答えを見つけられなかった。
宗教に救いの場を作ってしまった、と言うよりも主人公を世間から逃がす事しかできなかった。
批判は“それ見たことか!”位の勢いでなされたようです。
そんな中、武者小路は“自分も考えてみよう”と『友情』の執筆を始めました。
結果、武者小路も答えが見つけられなかった。
先生の話を聞き、何とも言えない感動を覚えた事を忘れません。
多分、武者小路も答えを見つけられない事は判っていたでしょう。それでも武者小路は書いた。
多分彼の性格上書かずに居られなかったのでしょう。
なんて凄い事か。なんて凄い時代だったのか。
物語としての『友情』は、武者小路の創作の中でさして優秀な作品とは思っていません。しかし、時代背景や作者の事情を知った上で読むと文章の出来や展開を云々するまでも無く、価値のある作品になります。
仕事柄、高校生や学生と接する機会が多いのですが、彼らは一様にして武者小路や漱石がつまらないと言います。宿題で感想文を書けと言われて厭々書いたと言います。
そこで、学校の先生方にお願いしたいのですが、
中学生・高校生に何の説明も無く、この『友情』や漱石の『こころ』等を読ませて欲しくないのです。
いきなり読ませても、子供らの本嫌いを助長するだけです。
生徒全員がそうなるとは言いませんが、確りと説明してあげれば何人かは必ず関心を持ってくれます。
余計な事を書きますが、是非お願いしたい事です。
色色衣
アルバム未収録のものまで収めてくれるのは、アルバム派にとっては嬉しい限り。
しかし嬉しい誤算は「スターゲイザー」が少し浮いているように感じてしまうほどのレベルの高さ。
特に「ムーンライト」の寂寥ながらも力強い曲調が大好きです。
「青春生き残りゲーム」「船乗り」もまた良いです。
これまでの曲のリサイクル系にある纏まりの無さが少し気になりますが…
スピッツのこれまでの「裏」軌跡、ということで
「この曲はこのアルバム出した辺りかな…」
と想像してみるのもまた楽しいかもしれません。
そして「僕はジェット」は本当に初期スピッツを彷彿とさせるリズム。
思わず口元が緩みます。
Masayuki Suzuki taste of martini tour 2010 THE ROOT~visit your town~ [DVD]
このお方はレベルが違いますね(^0^)パフォーマンスと歌唱力が最高に素晴らしいです♪ファンなら買って絶対損はしないと思います☆