REGINE コスメティックツイーザー イエロー
何がすごいのかさっぱりでした。
ブログをまわってると面でつかむと書いてる人が居たのですが
線でしか掴めません。
力を入れれば面で掴めますが、さらに力を加えると先端が開きます。
面で掴みたい場合は微妙な力加減をキープ。
先端部分がヘアライン処理されていてガッチリくわえそうですが
線でしか掴まないため意味無かったです。
すごいすごいと評判らしく期待してただけだけにガッカリです。
毛抜きとして使えないわけではないので☆3
ケースで学ぶ TOC思考プロセス
TOC思考プロセスのケーススタディ。
ケースは原著から4つ減って9つ。
プロフィットセンター化によるデメリットの解消、市民病院の業務拡張、不確実性と経営者の無理解にさらされる購買担当者の苦悩、といった、今までのTOC思考プロセスのケースではとりあげられていなかったケースは、特に興味深い。
ケースは、米国のものであるので、日本にはそのまま妥当しない部分もあるが、著者作成の現状分析ツリーに現れる根本原因は、日本にもあてはまる。経営の本質には、日本と米国で通じるものがあるということか。
著者作成のツリーには、期待と現実のギャップを描き出すものなど、従来の思考プロセスをアレンジしたものがあり、思考プロセスは実は自由度が高くさらなる可能性を秘めたものだ、ということがわかる。
経営の問題点と解決のヒントを考えたいひとにおすすめ。TOC思考プロセスを知らなくてもまったく問題ない。図解で経営のケーススタディをしたいひとにも。
おしゃれ泥棒 [DVD]
オードリー・ヘプバーンの映画の中でも、特に好きな作品です。
ジバンシーが衣装を手がけているだけあって、
映画に出てくるオードリーの衣装はどれも素敵!
品がよくて、洗練されていて、うっとりしていまいます。
衣装だけじゃなく家具や調度品も趣味がよく、目を奪われます。
オードリーとピーター・オトゥールのコミカルなやりとりも、とっても小粋!
ふたりとも華があって、見ていて心が躍ります。
「ローマの休日」「ティファニーで朝食を」「麗しのサブリナ」などの
メジャー作品に押されて忘れられがちな作品ですが、
埋もれさせるにはもったいない、本当にすてきな映画なので、
これからも多くの人に見てもらいたいし、愛されてほしいです。
Necessary but Not Sufficient: A Theory of Constraints
ゴールドラット博士によるTOC啓蒙ビジネス小説第3弾。今回は、ERPソフトを販売する会社が舞台で、その業績の驚異的な伸びに陰りが見え、自社の製品や開発プロセスを見直すだけでは直面する課題に適切に対応できなくなり、顧客も巻き込み既存のビジネスモデルのパラダイムチェンジを実行していく様子を追っていく物語。登場人物も業界の将来を見通すビジョナリーリーダーありITの天才あり、いかにもこの産業にありそうな人々が魅力的に描写されており、内容も前作通りスピーディなストーリー展開となっていて楽しく読み進めることができる。個人的には、経理の仕事をしている職業柄「ERPソフトの導入に多額の資金をつぎ込んで、その結果会社の業績にどのように影響するのか?」という素朴な問には過去何度か遭遇し、その都度回答に窮していた経験をもっているので、「バリューを実現するためには、”テクノロジーは必要だか、それだけでは不十分”」で、「チェンジ・ザ・ルール」しなければならないという本書の主張は説得力が感じられる。では、どんなルールをどのように変更しなければならないのか?それは、既存のテクノロジーによって規定されていたルール、例えばビジネスフローや意思決定方法、延いてはビジネスのやり方や市場の見方を、ITによって開放してやり、すべてのビジネスをデジタルのスピードに変えていくことだ。その変更すべきルールを見つけ、またどのように変えていくのかということを考えるヒントがここに書かれている。
Elis & Tom (Dig)
エリス・レジーナとアントニオ・カルロス・ジョビン。
ブラジルを代表する歌姫と、ボサノバの父であり世界的な作曲家。
2つのビッグネームが共演した1974年ロサンゼルスでの録音。
全曲がアントニオ・カルロス・ジョビン作曲の自作自演作品であり、
ボサノバからMPBまでアントニオ・カルロス・ジョビン各時期の
遍歴と音楽的造詣の深さが凝縮された選曲と言っていいと思う。
1曲目の「三月の水」は、「E」の韻を踏んだ歌い出しがなんとも
心地良いこの作品中最も有名な曲。多くのアーティストにカバー
されている曲なので、聴いたことのある方も多いかと思う。
この1曲だけでもこのアルバムを聴いてみる価値があるかと思う。
それほどこの録音は完成度が高く他の追随を許さないものがある。
5曲目の「トリスチ」や6曲目「コルコバード」はボサノバの曲
だが、ここでは少々ボサノバらしからぬ雰囲気で演奏されている。
「トリスチ」は少しアップテンポでルイ・ザォン・マイアのベース
が非常に陽気に聴こえる。一方「コルコバード」は、アレンジの
セザール・カマルゴ・マリアーノがストリングスを上手く用いて、
しっとりとした原曲を更に寂寞としたものとしている。この曲風
は前半とはうって変わって落ち込むような後半への導入となる。
それでも只ひたすら落ち込んでいくわけではなく、9曲目の「も
う喧嘩はしない」や、13曲目の「ばらに降る雨」等、かすかな
光を感じるような曲もある。そのコントラストがなんとも美しい。
1曲目の「三月の水」は、間違いなく本作のベストチューンだが、
アルバムの流れとしては後半の方がバランスが取れていると思う。
最後の14曲目「無意味な風景」を聴き終わると、長編映画を見
たようなそんな疲労感が襲ってくる。たった38分のアルバムで
あるが、その充実振りがそうさせるのだろうか。傑作である。
ブラジル音楽ファンならずとも納得せずにいられない1枚だろう。