メイプル戦記 (第1巻) (白泉社文庫)
川原氏の漫画にある独特な雰囲気、
今時の漫画ではほとんどお目にかかれない暖かさが好きです。
それだったら川原氏の作品に当てはまる全てがそうなのですが、
この作品に関して言えば、単純に笑えます。
そしてどこか哲学的な、切なさとかが混ざっているのが素敵です。
野球を知らなくても楽しめます。(実際に私は野球の「や」の字も知らないド素人です)
漫画に癒しとほのぼのした笑いを求める方、どうぞ読んでみてください。
サクっと爽快!アクションRPG メイプルストーリー
良い所は、やはり2D横スクロールでアクション性が強く、無料という点。
またアバターシステムによるファッション性も豊か。友達と一緒にプレイすれば楽しいし、簡単な操作性が魅力。
画像もきれいで、音楽もなかなかのもの。
また人によってはそのシステムからストレス解消になるゲームかもしれない。
だが逆に悪い点が多い。
特にレベルの上がりにくさが非常に目立つ。
下の人はそういっているようだが、題名の通り
個人的な意見になるかもしれない。
言えば、他のゲームにリネージュやラグナロク、エターナルカオスなど色々あるが、
そこから比べても非常に遅い。
特にリネージュでは、lv50からとなると1lvあげるのに大体3ヶ月かかるし、
ラグナロクでもlv99になろうと思えば2年じゃ無理という声も聞こえる。
どちらも初期の上がり方は早いが、メイプルストーリーは初期から上がりにくい。
というのも総合的な上がりにくさであって、一週間程度狩ってて1lv上がるようならぬるい。
だがデスペナルティーがlvにかかわらず-10%だそうなので、
もともと上がりにくいのだから一度死ぬと結構きついと思う。
またアバターはお金がかかるので、これをしてしまえば下に言う人のように無料ではなくなるし、
病み付きになってしまえば他オンラインゲームの月額料金より高くなる。
何より無料という点から小学生の子供たちがプレイしている傾向が高く、モンスターの横取りや悪質な発言、
または狩場の占領、理解できない行動などが目立つものもでてくるため、普通にゲームをプレイしたいユーザーには
あまりいい気分でできるゲームではない。
感傷的で短気な人や努力に我慢が苦手な人にはオススメできないが、
逆にコミニュケーションや今のありきたりなネトゲーに飽きた人には
おもしろく新鮮なゲームかもしれない。
ディヴィニティ
今年のeufoniusはとにかく音源のリリースが絶えなかった。2月の「アネモイ」から3ヶ月連続でシングルリリース、
自主制作での企画盤「ねじまきむじか」、間髪いれずにメジャーからはアルバムを出し、
そして今作「ディヴィニティ」である。3ヶ月に一枚は何らかの作品が出てたことになる。
ハイペースで時に冒険的な音楽活動、その成果をどの作品でも楽しませてもらってきた。
このニュー・シングルは正にこの1年、いやもしかすると今までの総括的な作品だと感じる。
表題曲は凝ったベースアレンジや細かい音が入り乱れての疾走感のあるポップ・チューンに仕上がっている。
歌詞の内容も今まで以上に扇情的。
こういう楽曲が今までに無かった訳ではないが、それでもイメージの一歩先を往くような前のめりな音が兎に角気持ち良かった。
ヘッドフォン等でじっくり聴けば分かると思いますが、非常に洗練された音作りが目立つ楽曲です。メロディも至極丁寧に作られている。言葉遣いのセンスも良い。
相変わらずのコーラスワークも絶好調。
カップリング「natalis」はさながら「空中庭園」をリアレンジしたかのような、安らげるタイプのポップ・ソング。
こちらも目新しさはないものの、安定感に関しては抜群、そしてこの時期にはピッタリの手触りになっていて安心して聴けます。
「同じ毎日に名前を付けよう そして何もかもを特別にしよう」(natalis)
精力的に活動してきた今年を締め括るにはふさわしい、そしてメジャーデビュー5周年の最後に出すにはふさわしい音源になったと思う。
不思議と自身の総括をしているような、そんなシングル。来年は自主制作の方のアルバムにも期待したい。
SONGS-Teen’s Collection-(DVD付)
ベスト盤です。名曲『ゆびきり』のハングルバージョンもはいってます。 DVDにはPVで『ゆびきり』『ほうき星』のハングルもあります。 その他のPVは、ドラマ仕立てのがほとんどなんですが、ユンナさんのかわいさしか伝わりません。 やっつけ仕事です、酷いです。 曲を無視してるようにも思えます。 その分ハングルバージョンが好きになりました。
マヤ暦が終わるのは、2011年10月28日だった!
今まで、私は2012関連のスピリチュアルなマヤ暦ものを好んで読んでいました。が、結局、天変地異や、経済の破局などを経て、選ばれしものだけがアセンションする、といったほとんど同じ内容のものばかりで、自分も選ばれし者になった気分で高揚しながら読んでいました。この本はまさにマヤカレンダーを正確に分析し、宇宙の始まりから、現在に至るまで9つのサイクルを経て進化してきたという、非常に納得がいく内容です。全てはマヤ暦が示したとおり、偶然ではなく、必然に宇宙が現れ、生命が現れ、人が現れ、国家が現れ、女性が解放され、ITが現れることを予見していたのです。マヤカレンダーの終わりの日は2012年12月23日ではおかしく2011年10月28日に260日のツォルキン最終日13アハウになります。ここをはきちがえると、間違った解釈でマヤ暦の終わりの日を迎える、いや見過ごしてしまうのです。人間が全てこの世を作り出している的な、安易なスピリチュアル本とは違い、全ては神の計画による集合無意識的な進化の過程を、全ては必然的に進んでいることを学ぶことができるでしょう。このことにより、今自分はどの流れに乗って生きていくか、この道しるべを得ることができる、唯一の本だと感じました。スピリチュアル本をいくら読んでも、いくら自分が思い描いても、世の中が全く変わっていないことに気付いた方。それはしごく当たり前のことだったのです。世の流れ、進化の流れはすでに決められており、それを知って生きていくことこそ重要で、この世の終わりを望む面妖な輩にこれ以上振り回されないようにしたいですね。マヤ暦の終わりは世界の終わりでは無く、進化の頂点であることを知り、もうすぐ始まる最後の第9サイクルに向け予習しておくことをオススメします。