黄門さまと犬公方 (文春新書)
タイトルを見た時点から、すごく気になっていた本です。
この本は歴史学者の方が、物語のおもしろさを、という編集者の側からの注文を踏まえつつ書いた本です。ですから、歴史学者の書く論文や本の文章に慣れている方には、少々イかれた書き方のようにも感じるでしょう。また、歴史小説や歴史小説家の文章に慣れている人には、いちいち「証拠はない」とか書かなくていいから、という感じを受けるとは思います。
しかし、この「学問」と「物語」の間を揺れ動く書き方、そして、著者独特の言い回しにはまる人は、少なくないんじゃないかと僕は思います。
独特の言い回しをいくつかあげると、「ウソツキ!!黄門さまのウソツキ!!」「もはや妄説として、ゴミ箱行きにして良かろう。」
これらの言葉が具体的にどんな文脈で使われていたかは、読んでからのお楽しみ。
生類憐マント欲ス 1 (Feelコミックス) (Feelコミックスファンタジー)
「アイド・ソウル」シリーズ??これはこれで面白いんだけど、正直私はファサードの続きを早く描いて欲しい・・・。で、この話には「アイド・ソウル」の彼は出てくるのかな〜・・・