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大友少女ま~ちゃんのサクサク研究所

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「小さな暮らし」で軽やかに生きる―ものを減らして、必要なものだけに (ゆうゆう特別編集) (主婦の友生活シリーズ)  一時期、「捨てる」関係の生活提案が大流行していたが、2009年「ゆうゆう」の再編集版のメッセージは、「ため込む人生は終わりにしよう」。「ゆうゆう」愛読者の年齢もあるのだろうが、後に残したいものは何か、この先どうしたいのかをはっきりさせて、モノは少なく軽やかに生きていこう、という意識をもった著名人、一般人が出てくる。

 また、地球環境と食の安全に配慮している人たちも多く登場し、「技術」を使って捨ててしまおう、と考えへの反動がきているのかな、と感じさせられた。

 とりわけ、スージー・クーパーのコレクターとして有名だったあの酒井しょう子さんが、華麗なヴィクトリアン・スタイルから、シェーカー・スタイルへ移っていたなんて、とても驚いた。ピーコさんも登場していて(!)、バカラって割れる時もいい音がするのよ、と深い言葉を吐かれている(自分も最近150年以上前のイギリスのグラスを割ってしまったので、少し慰められた)。人生の先輩たちのさっぱりした、清清しい生き方はとても参考になった。

素浪人横丁―人情時代小説傑作選 (新潮文庫) 最近、江戸時代を舞台にした時代小説というジャンルは、なんとなく女性作家のほうが活躍している感じですが、これは昔の骨太な男性作家がズラリとそろったアンソロジーです。主を失い放浪の身の心もとなさと、武士の挟持のはざまで己を貫こうとする主人公たちは皆カッコイイ。人情時代小説集ではありますが、その中でも読後感がかなり潔くスッキリとする一冊です。
アニメ・サウンド・ミュージアム Vol.1 菊地道隆&スタジオトロン協力による、ビクター音源のアニメ主題歌集第一段。
「ミンキーモモ」(空モモ)、「ときめきトゥナイト」「ななこSOS」(「猿飛」のマコちゃんも入れるか)という美少女系アニメの主題歌が多いのもうれしい。しかし、注目は「スラングル」主題歌4曲を入れたことだろう。「テーマ」の山本正之の楽曲は素晴らしいし、後半「Fighting On」の新田ブラス(これでも抑えているのだが)は燃える。時間帯が悪かった作品だけに再評価が待たれる。

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