シャコンヌ
有名なギタリストである村治佳織を姉に持つ村治奏一の演奏するギターです。曲目の中のバッハのシャコンヌは彼の得意なレパートリーの一つで大変うまく演奏されております。彼は1982年生まれの若手で今後の成長が期待されます。このCDで演奏しているバッハのG線上のアリアは大変素晴らしい演奏で奏一のもつ高い音楽性がでていると思います。演奏は癖がなくみな大変美しいものです。これに個性が少し付いたらさらによい演奏になると思います。
フォーコ
村治奏一くんのバッハは特に好きです。前作メインの「シャコ
ンヌ」も良かったけど、今回のパルティータも、原曲の良さもその
ままに、ギターならではのよさも加わって、なかなかです♪
グノーのアヴェ・マリアもアルペジオが光ります。これはギター
だからこそ表現できる美しさでしょう。
お姉さんの佳織さんが、新しい世界を切り開いているとするならば
奏一くんは古典の担い手というべきでしょうか。