日清 ラ王 背脂濃コク醤油 114g
なんてったって麺の量が少ないです。いつものように啜っていると、4口くらいであらかた食べ終えてしまいます。「食べごたえ」という満足感は残念ながら得られません。
麺の風味は悪くありませんが、「お湯を入れて5分」ではまだ麺が固い部分がありますね(私はお湯を入れて7分弱待ってみましたが、ちょうど良かったくらいです)。
スープは背脂も入っており見た目はアブラっこそうですが、口にすると意外にくどくなく、おいしいです。
以上、量はともかく麺・スープ共に味は良いので、星3つ付けさせていただきます。
食べて悪い油 食べてもよい油 (静山社文庫)
外食チェーン店に対して、調査を行った報告が記載され、単純に成分だけで判断してはいません。
消費者に対してどこまで誠実なのかが対応によって明らかにされている為に、信頼できます。
食品問題の中で、近年、クローズアップされてきた「油問題」については、まだ分からないことも多いですが、これだけ消費者に開示している書籍も多くはありません。
健康問題の為には、油問題は不可欠なので、是非一読お勧めします。
東京ランチレボリューション
OL美食特捜隊、ラーメンの大崎さん、来栖けいさん、柳生九兵衛さんなど食の各方面における第一人者がそれぞれ得意分野のお店のランチを紹介してくれているだけあって、非常に内容の濃い1冊になっていると思います。
そしてそれゆえにとってもお得かも。
採算をある程度度外視しても、まずはお店を知ってもらい夜への呼び水にしたいランチ。
決してランチとしては安くないお店も少なからず紹介されていますが、それでも「う〜ん、この人が薦めるなら行ってみたいな〜」と思わせる1冊と言っていいでしょう。
ただし一般の人が使う上で決定的な欠点がひとつ。
土日も関係なくランチ営業しているお店ももちろん紹介されてはいますが、日曜祝日がお休みのところも少なくありません。
普通に仕事している人は都内各所に散らばったこれら“ランチの名店”に足を運ぶことがなかなかに難しいのです。
逆に外回りの多い人には必携かもね。
とは言え、見るだけでもおいしい本です。
ランチの紹介を見て、夜行ってみるっていうのもひとつの使い方かもしれません。
金正日は日本人だった
まず、最初にこの本を見た時、トンデモ本かと思って『表紙買い(レコードで言うところのジャケ買い)』をしたことを告白します。
しかし、読み進んでみると、まじめな(?)本でした。アジアにおける東西冷戦の裏面史とでも言えば良いでしょうか?
この本によると、アジアにおける冷戦構造は単純な米ソの代理戦争と言う構図ではなく、大日本帝国の残置諜者vs米帝となります。実際に小野田さんは帝国軍人としてフィリピンでゲリラ戦を展開していたわけですし。
そのように考えれば、朝鮮戦争〜現在の北朝鮮の『外交ゲリラ戦』とでも言うべき核兵器カードを用いた究極の抵抗戦は結局のところ大東亜戦争の延長戦と言うことになりますね。"金策"に象徴される大日本帝国諜報機関の『帝国の赤化防止/アジア民族の自決』と言うプログラムは解除されていないと言うことでしょう。金正日はそのプログラムで動いている"金策ver2.0"ですかね?
わが国は、諜者を送り込んだ本国として、小野田さんにしたように北朝鮮に対しても『大東亜戦争はもう終わったのだから武装解除せよ!』と命じる責任があるのにそれを果たしていない。と言うのが筆者が伝えたかったところなのではないかと考えます。