コーチング―言葉と信念の魔術
題名のとおり「コーチング」という育成の方法論を、中日ドラゴンズの監督である落合博満氏が野球での経験を基に書いている本です。
コーチングは「教える側からは先んじては教えない」「教えられる側=実践する当人だから、教えられる側の感覚が当然優先する」「とにかく相手をよく観察し、そのデータを蓄積させた上でようやく指導」というのが大雑把な方法論なんですが、それを中日で実践して優勝に導いたことがよくわかる本です。
人は相手に教えるとなると、どうしてもあれこれと口酸っぱく言ってしまうことを教えることと思いがちですが、教えられる側にしてみれば、それは教える当人の経験則にすぎず、それが自分が築いてきた経験則と合うとも限らず、特に理屈にしづらい本人にしかわかりにくい感覚的な部分では少なからず混乱をきたします。
コーチングというのは、まず教えられる側ありき。
教えられる側が練習を重ね、自分で問題点を発見するよう努める。(または教える側は、教えられる側に問いかけ形式で本人に問題点を探させる。)
コーチは自分からは口を出さず、とにかく観察することで、教えられる側に何が足りないのか、どこを直すべきかを見つけた上でようやく指導に入るという、あくまで「客観的な視点」にすぎないスタンスになり、教育者というよりは相談者に近い立場になります。
そういった本来なら教育に関して非常に理にかなってることではあるにも関わらず、実際にはなかなかできない教育方法を、プロ野球という例を交えてわかりやすく語っている本です。
勿論、教えられる側に経験や考えるだけの自覚が不足している場合にはこの方法論は一概には当てはまりませんが、プロとしてまたは社会人として既に自己責任で行動できる立場の人間であれば、知っていて損はない考えです。
テレビ等ではあまり多くを語らない落合氏しか知らない人にも、合理的で実践的な彼の考え方がよく伝わる本となっており、また仕事上などでコーチングは勉強したいが、専門書にいきなり入るには抵抗があるという方にもわかりやすい本です。
プロ野球 視聴率48.8パーセントのベンチ裏
硬い内容だと思ってスルーすると勿体無い内容です。
ぶっちゃけ所謂「球界のすべらない話」だと思っていただければ宜しいかと。
ノンフィクションのお笑い話満載の本なので、
そういう「野球界のネタ話」が好きな人には是非読んでほしいですね。
途中途中に挟まれたカネシゲタカシさんの漫画も面白いですよ!
逃走中10~run for money~【日本昔話編】 [DVD]
大の浅田姉妹のファンでもあり発売を待っていました。
2人とも美人で行動力があって衣装も可愛かったです。
他のお笑いの出演者も面白くてTVの録画も何回も見てます。
これは保存版で予約しました。
最後の小塚君はドキドキでした。
みんなの地図2 地域版 中日本編
地図を表示するには三通りあります。
1、○○県○○市○○町○丁目○番という感じで指定する方法。
この場合途中で決定して地図を表示することはできません。
(ただし、大阪府大阪市は大阪市の時点で地図を表示できるなどの例外がいくつかあります。)
2、駅名読みで駅を検索する方法。
駅名で検索するのみです。一覧の表示はできません。
3、あらかじめ設定したホームポジションの地図を表示する方法。
ホームポジションは一箇所のみ設定できます。
これら三つの方法ですが、少し使い難いです。
電子地図だったら地名などを入力して地図を検索できる機能があれば良かったのですが。
また、地図についても、JRの線路は分かりやすくていいのですが私鉄や特に地下鉄は線路が分かり難いです。
しかし、周辺検索が意外と便利であったり、ルート案内も徒歩用であるためか遠回りするようなことはほとんどなく公園を通るなどといった近道も案内してくれるため知らない土地でもかなり活躍してくれます。
少し使い難い部分もありますがかなりの詳細な地図が収録されているため私は満足しています。