ラーゼフォン CD-BOX
この作品達は、アニメのサントラの域を出ている
一つの作品として評価出来る
テレビアニメでは、”ARIA”でも素晴らしいサントラが出たり
”舞-HIME”シリーズでも梶浦由記氏の素晴らしい作品がある
この作品の中では、久遠(桑島法子)の
”la la maladie du sommeil”が素晴らしい
この曲は、重要なシーンでも使われており、印象が強い
”ラーゼフォン”のサントラ1〜3は、イラストが良かったので手に入れたが
もし、アニメの画が使われていたら購入するか悩む(大人が手にしても良いのかと)
サントラ4枚分で¥5、000は安すぎる
オリジナルを持つ物としては、ショックです!?(よって★が一つ減ります)
フィンランドはどこですか?
ああ、もう直球でヘンテコリンなアルバム。
ヘンテコではなく、リンがついてヘンテコリン。
ヘンチクリンでもない。ヘンテコリン。
90年代のアルバムにありがちだった
「サウンドを作りこみまくって凝りまくって」といった力んだ感じはなく、
全体的にわりとさっぱりとしたシンプルな風味のサウンド。
だからこそヘンテコリン風味がなおのこと際立っています。
谷山浩子の歌の中では「ドッペル玄関」がもっともヘンテコリンだと思っていましたが
(それ以前は「ハサミトギ追いかけて」だった)
あれも人間の心の表裏として受け止めてみるとわからないでもない歌詞です。(ほんまか)
谷山浩子に共通するテーマとして、自分が感じるのは
「心の窓」、あるいは「心の窓を通して見た風景」なので
「ドッペル玄関」もその延長上だと解釈できてたのです。
しかし、しかし今回のアルバムの、「まもるくん」は……
これどうしたらいいんでしょう。
「カントリーガール」の「4番」の歌詞の解釈について
ファンの間でいろんな説・議論を巻き起こしましたが(?)
「まもるくん」にいたっては説の立てようもない。
民謡風&子守唄風のシンプルなメロディーに
「COTTON COLOR」で使われたコロンコロン・・・という効果音が混じり、
そこへ相曽晴日&岩男潤子の、不気味と可愛いの紙一重のコーラス。
そして歌詞。「なんじゃこりゃ」と言うのも忘れるほどの歌詞。
ああ、レビューし切れない。この感じは聴いてもらうより他ない。
(個人的な「まもるくん」のイメージはムーミンの「ニョロニョロ」)
ところで、なんとなくふとした予感(期待?)がするのですが、
……谷山さん、そろそろ「GO GO マリオ!」をCD化しようと思ってません?
ここ最近の作を見てる限り、あり得そうで……楽しみでいて、ちょっぴり恐い(笑)。
(※追記……他の方のレビューを見ずに書いたレビューなので、
書いてる段階で他の方が「ヘンテコ」と表現なさってた方に気づきませんでした。
「ヘンテコリン」を強調したのは別にその方を否定した訳ではありませんので
ご了承ください。失礼しました。)
フィルムは生きている/手塚治虫伝 マンガ篇 [DVD]
そんな方にはこのDVDがお薦め。ファンは勿論の事、新たなファンがこれから手塚作品を親しんで行く上でとても重要且つ貴重な映像集です。これを見た後は手塚作品を今までと違った見方が出来ると思います。って言うかね、マストですよ、激マスト!
谷山浩子ベスト 白と黒
谷山浩子、いう名前だけは20年以上前から、知っていましたが、本格的にアルバムを通して聴くのは今回が初めてです。きっかけは、声優の小森まなみ、(20数年前、ラジオアニメック??という番組に出てた!)がカントリ-ガ−ルをカバ-するということで、まずはこちらをラジオで聴いたら、すっかりお気に入りになりました。それからというものの、谷山さんの曲も聴きたくなり、今回このアルバムを手にとって聴いてみた訳です。今回はレンタルで聴いていますが、私は性格的には、レンタルで聴いても、気に入れば新規に購入してしまうタイプなので、いずれは購入するんでしょうけれど・・・。
話は逸れますが、大手レンタルショップに限って、谷山さんのアルバム他、名盤を置いてある店が少ない。また、発売日になっても新作CDとして、入荷していないのは何故か?この手のジャンルがわかる店員さんというのが皆無というのが、寂しい限りでなりません。
アンモナイトのささやきを聞いた [VHS]
20年前にビデオを見た記憶でこのレビューを書いている。
メリーゴーランドと アンモナイトをシンクロさせた幻想的なポスターであったことを憶えている。確か 宮沢賢治と その妹の話を軸とした映画だったはずだ。とにかく 幻想的な映画で魅せられたことを思い出した。
こういう極私的な映画というのも 中々 見る機会がないことも確かだ。「アンモナイトのささやきを聞いた」という映画を今観ることは難しいのかもしれない。但し 20年たっても 頭のどこかに残っている。そういう映画の有り方も あるのかもしれない。