ムーラン・ルージュ オリジナル・サウンドトラック
ただの時代劇ミュージカル映画のサウンドトラックだと思って聞くとすぐに間違いに気づくはず。パッケージの絵や、文字に惑わされてはいけません。数十年前を舞台にした映画であるにもかかわらず、良いタイミングで誰しも一度は耳にした事のある曲が突然流れ出す。主役のユアン・マクレガーの歌う、「All you need is Love」や、ニコールキッドマンの「Diamonds are a girl's best frend」「Material girl」などの名曲が違和感なく歌われている。そしてなんといっても物語の山場で歌われる「Hindi sad diamonds」。3分足らずの曲であるにもかかわらず一度聴くと耳から離れないほどのインパクトの強さ。これ1曲で満足できるほどの名曲である。朝の掃除洗濯時、もしくはあなたがモチベーションを高めたい時に聴くと効果絶大!Hindi sad diamonds をお忘れなく。
ミルウォーキー・アット・ラスト! [DVD]
このライブDVDは、「リリース・ザ・スターズ」のひとつとして行われた合衆国中西部ミルウォーキーでの公演を収めたもの。ちなみに、昨年日本でも行われたライブとほぼ同内容の趣。
同内容でDVDより若干曲数が少ないCDも同時リリース。
監督、撮影はアルバート・メイスルズ。あのローリング・ストーンズの「ギミ・シェルター」などを撮った人物で、今年でなんと83歳(!)になるという。
ストップ・モーションを活用し、ルーファスのみならず、オーディエンスの表情を捉えたカメラは、さらにバック・ステージへと入り込み、メンバーの面々の素顔に迫っていく。
以前、紹介した故ジュディ・ガーランドが1961年に行った公演を再現した「rufus! rufus! Rufus! does judy! judy! judy! live from the London palladium」では、あまり感じられなかった ルーファスのゲイとしての側面が(筆者には、むせ返るほどに)前面に出ているのも見もの。
何せ、恋人のボーイ・フレンドが現れ、ステージ上で、バック・ステージで、濃厚なキスを交わすのだから。
肝心のライブは、ホーン・セクションの3人を含む、7人のメンツを従え、豪華祝欄に繰り広げられる。
「リリース・ザ・スターズ」の楽曲はもちろんのこと、ジュディ・ガーランド関連のレビュー、そして母親のケイト・マクギャリグルに教わったというアイリッシュ・トラッドをマイクを使わず歌ったり、途中、観客を舞台に上げたりと、サービス満点の内容であるが,本公演のハイライトは、なんと言っても、アンコールにある。
たった今シャワーを浴びてきたばかりと言わんばかりの白いバスローブ姿で登場し、2曲歌った後、観客に正面を向き合って座り、イヤリング、指輪、そして口紅をつけ、ハット、タキシード、タイツの全身黒ずくめの「ジュディ・ガーランド」に変身しての「get happy」は抱腹絶倒の面白さ。
バック・バンドの面々も、ミュージカル風パフォーマンスで、華を添える。
そして、その姿のまま、ギターを抱えて歌うラスト・ナンバー「ゲイ・ミサイヤ」(ゲイの救世主の意)では、神々しさすら感じさせ感動的である。
以前から、オペラへ傾倒しているというルーファスは、このツアー後、オリジナルのオペラを作曲し、今年既に、上演を果たしているという。
この偉大なアーティストは、すでに次なるステージに進んでいる。
ミルウォーキー・アット・ラスト! [DVD]
このライブDVDは、「リリース・ザ・スターズ」のひとつとして行われた合衆国中西部ミルウォーキーでの公演を収めたもの。ちなみに、昨年日本でも行われたライブとほぼ同内容の趣。
同内容でDVDより若干曲数が少ないCDも同時リリース。
監督、撮影はアルバート・メイスルズ。あのローリング・ストーンズの「ギミ・シェルター」などを撮った人物で、今年でなんと83歳(!)になるという。
ストップ・モーションを活用し、ルーファスのみならず、オーディエンスの表情を捉えたカメラは、さらにバック・ステージへと入り込み、メンバーの面々の素顔に迫っていく。
以前、紹介した故ジュディ・ガーランドが1961年に行った公演を再現した「rufus! rufus! Rufus! does judy! judy! judy! live from the London palladium」では、あまり感じられなかった ルーファスのゲイとしての側面が(筆者には、むせ返るほどに)前面に出ているのも見もの。
何せ、恋人のボーイ・フレンドが現れ、ステージ上で、バック・ステージで、濃厚なキスを交わすのだから。
肝心のライブは、ホーン・セクションの3人を含む、7人のメンツを従え、豪華祝欄に繰り広げられる。
「リリース・ザ・スターズ」の楽曲はもちろんのこと、ジュディ・ガーランド関連のレビュー、そして母親のケイト・マクギャリグルに教わったというアイリッシュ・トラッドをマイクを使わず歌ったり、途中、観客を舞台に上げたりと、サービス満点の内容であるが,本公演のハイライトは、なんと言っても、アンコールにある。
たった今シャワーを浴びてきたばかりと言わんばかりの白いバスローブ姿で登場し、2曲歌った後、観客に正面を向き合って座り、イヤリング、指輪、そして口紅をつけ、ハット、タキシード、タイツの全身黒ずくめの「ジュディ・ガーランド」に変身しての「get happy」は抱腹絶倒の面白さ。
バック・バンドの面々も、ミュージカル風パフォーマンスで、華を添える。
そして、その姿のまま、ギターを抱えて歌うラスト・ナンバー「ゲイ・ミサイヤ」(ゲイの救世主の意)では、神々しさすら感じさせ感動的である。
以前から、オペラへ傾倒しているというルーファスは、このツアー後、オリジナルのオペラを作曲し、今年既に、上演を果たしているという。
この偉大なアーティストは、すでに次なるステージに進んでいる。
All Days Are Nights
ルーファスの新譜が出たとなると、これはもう買わずにはいられません。
posesの叙情、wantsの壮大さ、release the starsの絢爛に続いて、ルーファスが打ち出してきたものは、ピアノと歌声だけのシンプルな世界。
だけど、このシンプルな構成が、ルーファスの世界の官能性、恍惚、深い闇とまばゆい明るさなどを、よりクッキリと浮かび上がらせていて、全体では力強く香り高い、統一感のあるアルバムになっている。
最後の曲が終わった途端にまたスタートボタンを押して、何度も聴いてしまった。
ルーファスはこの春、個人的には、最愛の母親を失うということがあったようだが、歌の歌詞にはどの程度反映されているのだろうか、じっくり読みたくて歌詞カードを見たけれど、読めなくて(ルーファスの直筆?ものすごいクセのある飾り文字っぽい手書き文字)、諦めた。
これからもルーファスが見せてくれる世界を見逃したくない、そんな気分にさせてくれる名盤。
ギター・ソングス
~コレに納められている楽曲の全てをアルバム単位で所有されている方は少ないと思います。
みんながみんな音楽のマニアではないのです。
と言いながら私はこの中の2/3の楽曲は所有しておりますがおいしいとこ取りしてるこの
ようなオムニバスアルバムは非常にありがたいです。
名前は知っているけれど聴いたことが無く手を出せずにいたアーティストの楽曲~~をこのCDで発見できました。
そう!このCDによって新たな出会いがあったのです。
これほどすばらしいことはないと思います!(レコード会社もおいしいし!)
ギャンギャン五月蠅いDJの居ない一頃前のFMラジオを流して聞いているようなそんな感覚です。
レコード会社が売るための努力をするのは当たり前です。
金貰って音楽やってる人間は売れる楽曲~~を作るのが当たり前です!~