ダブル・キャスト〈下〉 (電撃文庫)
タイムリープが面白すぎただけに、はっきり言ってイマイチ。ラストも見えているしな、って思える作品です。
ですが、高畑らしい文章で読者をひきつけてくれます。……タイムリープには劣りますけどね。
タイムリープを読んだ方には必見です。タイムリープの登場人物たちの名前が出てくる時は、ニヤリとさせられますよ。
面白いことは面白いんで、星は3つです。タイムリープを読んだら、なぜこのくらいの評価かわかって下さると思います。
やるどらポータブル ダブルキャスト
やりこむにつれ、どうしたらバッドエンドから抜け出せるのか!!?とびくびくしながらプレイ。
バッドエンドと真ルート(ハッピーエンドと簡単にはくくれない)が表裏一体となっていて、
分岐一つでここまで変化に富んだ内容になるか、と驚きます(ぶっ飛んでる、でもOK)。
また主人公が妙に魅力的で、この子に纏わるストーリーを全て解き明かしたくなり、お陰で分岐探索も全く苦になりません。
最初期のPSPでプレイしたので読み込みの遅さにはイライラしましたが、今なら大分読み込み速度も向上しているのでは。
少し前のゲームですがこのいろんな要素がドロドロ混じり合った世界を味わってみて損はないと思います。
MY LONELY TOWN(初回限定盤)(DVD付)
まずこのちょっと哀愁漂うジャケのデザインからお気に入り。
作品の方も前奏からツボです。
で、やはり稲葉さんの描く詩も今回もたまらなく良いし深いなぁと。沁みます。
新しいんだけどどこか懐かしい感じのメロディにすごく合ってると思います。
正直、最近のB'zの作品、初めて聴いた時から「コレいいっ!」「好きっ!」と
即効で気に入る作品ってなかなかなくて少々寂しかったりしてたのですが。
(前作品の「イチブトゼンブ」も初めて聴いた時から割とすんなり
受け入れられる作品だったのですが)
この曲は久々に聴いた時から「あ、これ好きっ」と思えた作品です。
…って事は穿った見方をすれば「…もしかしたら万人受けするって事?」と
若干複雑な気分にならなくもないのですが。まぁイイモノはいいです!
3曲目の「イチブトゼンブ」のバラードもシングルバージョンとは180度違うけど
バラードなので1つ1つの歌詞がゆっくりと自分の中に入ってきます。
なので稲葉さんの詩をじっくりかみ締めながら聴く事が出来るのではないでしょうか?
だからと言ってこのバラードバージョンの方がシングルにはなり得ないと思うけど
また違った味わい方が出来てちょっと得した気分になれますね。
ちなみに個人的にはやっぱりシングルバージョンの方が好きかなっ
11月に発売の2年ぶりのオリジナルアルバムもまた待ち遠しくなる
作品です。
仮面ライダーディケイド ファイナルステージ&番組キャストトークショー [DVD]
大阪でのショーも収録してほしいです。正直東京でのショーは個人的にあまり好きじゃなかったので…。トークショーは大満足でしたけどね♪DVDが出るのが楽しみです。
ダブルキャスト ― オリジナル・サウンドトラック
ゲームは発売から10年近く経っていますが、毎年夏になるとまたプレイ
したいなぁと思ってしまいます。
何年経ってもこの作品を好きでいられるのは、この作品が夏の雰囲気を
とても良く出しているから。そして、その空気感を作り出しているのは魅力
的な音楽の存在がとても大きいです。
本作に収録されている曲も、夏の様々な場面にぴったりな曲ばかり。
午後のアンニュイな時にはM2「days」
朝の目覚めにはM3「chat」
寝苦しい熱帯夜にはM9「sign」なんかが良さそう。
ゲームをプレイして音楽が気に入った方なら十分楽しめる内容だと思います。
ですが、気になった点もちらほら。
まず、主要な曲を中心に選曲したようでゲーム中に使用された全ての曲が
網羅されているわけでは無いこと。
個人的に、データーセーブ時の曲や植木鉢が落ちてくる時の曲、美月に
「家に来る?」といった時の曲がかなりお気に入りだったのですが、それらが
入ってなかったのは残念でした。
そして、若干ゲームよりも音が硬く聞こえるトラックがいくつかある気がします。
はっきり聞こえすぎてしまうというか。これは気にならない方は気にならない
レベルだとは思います。
お気に入りの曲で漏れていたものがあったので星は3つにしましたが、サント
ラの内容自体はとても良い出来であると思います。
夏の日々をちょっぴりミステリアスなBGMで涼んでみるのもまた良いかと。