替天行道-北方水滸伝読本 (集英社文庫)
最終巻の余韻が冷めないうちに、この読本を読んだ。
三国志の時もあったけど、水滸伝の方が作者も担当の編集者も思い入れがあるようで、彼らの情熱が伝わってくる内容だ。
この水滸伝って、こういうふうに書かれて行ったんだっていうプロセスが分り、面白い。
登場人物の紹介、年表は、この水滸伝という長い物語にはありがたい。今度は、これを見ながらもう一度はじめから読んでみよう。
霊箭―阿波研造物語
阿波研造、言うまでも無く、彼は近代弓道を築き上げた人物の一人だ。
本書は、阿波の生涯を平易な文体で綴った伝記小説である。
弓哲の人生を振り返るためにも一読の必要はあるが、記述に偏りがあることも注意しておく必要がある。
それは、阿波を「精神弓道家」と捉える見方である。参考文献にも挙がっているが、後半部分の記述はヘリゲルの阿波観の再現したような書き方である。ヘリゲルは哲学博士という独自の立場から阿波を解釈しているが、その姿のみをもって阿波の晩年の有様を描くのは問題があろう。
著者は歴史学の専門家ではないので史料の用い方などは当然素人であるが、阿波という人間像を浮かび上がらせるためには更なる研究が必要であるだろう。
その作業は、本書を足がかりとして、現代弓道家の課題としたい。
Emotional Engine
このアルバムが出た頃はまだ19でした。
エッジの効いた『ATLAS』や捨て曲なしの『SIGNAL』のインパクトが強かった分、聴く事に抵抗がありましたが、16年経った今、聴いてみて改めて良い作品だったと反省しきりです。
発売当時は先行シングルの『be with you』のカッコよさに注目しきりでしたが、小川美潮作詞の『もうちょっとだね』や『雨のように透明に』なんて聴いてみて味が出る楽曲もあったり。
このアルバムを最後にベストを出して解散しちゃいましたが、大人になっても忘れられないグループです。
復活して欲しいと切に思いました。
free(初回限定盤)(DVD付)
前作LASTICAのインパクトが強くて、楽曲、PV、ジャケット等……全てにおいて、前作には勝らないと思います。
前作のイメージに近い、怪しくて、カッコよくてロックな曲を期待していたせいか、爽やかすぎると感じてしまいました。
前作がすごく良すぎたので、どうしても比べてしまいます……。
でも、前向きで闇が明けていくような勢いがある歌詞と曲は、心細いときや力を必要としてるときなどは、背中を押してくれそうです。
free
前作に続き、なんてカッコいいサウンド♪ メンバー自身が楽しんで作ってるなぁって思います。
聞いてる自分もなんだかノリノリになります(>_<)
みんな違うバンドのメンバーで忙しい中、すごいです。
個人的にはムックが好きなんですが、他のメンバーの楽曲まで気になって聞いてしまいました。
次回はどんな音源を出してくれるのか楽しみです。カラスお勧めです☆彡 ぜひぜひ聞いてみてください。