囚人のジレンマ―フォン・ノイマンとゲームの理論
応用数学の分野で世界に多大な貢献をした数学者、フォン・ノイマンの名前は多くの人は耳にしたことがあるかもしれません。
ゲーム理論、ノイマン型コンピュータ、ETC。ハンガリーからアメリカに行き着いた優秀な頭脳の成し遂げた逸話の数々。第2次世界大戦から冷戦の間を通して、RAND研究所においてアインシュタイン、「ビューティフルマインド」のナッシュとともにアメリカのトップの頭脳の一人であったノイマン。
彼の人柄、人生、思想を当時ソ連との緊張高まるアメリカの状況と織り交ぜて話は進みます。
ゲームの理論と経済行動〈1〉 (ちくま学芸文庫)
さて、ゲーム理論を構築したノイマン、モルゲンシュテルンの原著の翻訳がありましたが、長らく品切れで再版されませんでした。今回、3分冊で文庫化で名著が戻ってきました。既に評価の定まった本だけに多くを語る必要はないと思います。ゲーム理論はここから出発した原典が文庫という形で一般の人向けにも手に取ることが出来るようになり、益々ゲーム理論ならびにノイマンの仕事について考えて見ましょう。筑摩書房の嬉しい企画です。
ティアック KOSS iPhone 3G用イヤフォンマイク i SPARK
最初、つけてみると音が軽くてあれ?原因は、奥までしっかり突っ込んでいなかったからでした。本来の音は、他の方のレビューにある通り、低音がしっかりしていて私にはちょうど良い感じでした。自転車に乗って使うことが多いので、耳栓に使われているような素材がしっかり密閉してくれて雑音が入りません。使われるときは指で細く変形させてからしっかり奥まで挿入してください。☆を一つ減らしたのは、コードが細くて心配なことです。コストパフォーマンスの高い製品でした。
「我が祖国」50年の歴史 プラハの春音楽祭 [DVD]
チェコの民主化をうけて亡命先から故国に戻り万感の思いを込めて「我が祖国」の指揮をする…。もうそれだけで、どれだけすばらしいかわかりますよね。音楽とドキュメンタリーを合わせたまるでNHKの番組を見ているような感じの作りでした。クーベリックがこの曲と祖国に対する思いを語るインタビューとゲネプロの映像、そしてチェコの美しい風景が折り重なってもう筆舌に尽くしがたい感動を与えてくれます。
ベスト・モーツァルト100 6CD
CMなど何処かで聞いた事のある様な作品から、名前すら聞いた事も無いディープな作品などを完全に収録してあり、モーツァルトファン、クラッシクファンには堪らない品。 初めてクラッシクを聴くという人にはお勧めはしません。どちらかというとある程度別の作品などを聴いてきた人にこそ良さが分かる。