3000キロの罠 [DVD]
九州で観光レジャー事業に力を入れている青年実業家が、義理の父に稚内のデパート社長にプレゼントする新車のギャランGTOの陸送を頼まれる。
裏日本征服のための視察にもなると快く引き受けたが、それは悪夢の始まりだった・・・
ストーリーは3000キロの道のりを走る途中で何度も事件に巻き込まれるロードムービー的な話です。
ちょっと???な展開もありますが、ニヒルな田宮二郎とオレンジのギャランGTOの組み合わせがかっこよくて最後まで飽きずに観ることが出来ました。
雪で覆われた狭い道路でのトラックとのバトルは迫力があり見てて冷や冷やしました。
まさかトラックを崖から落とすとは思いませんでしたので驚きました。
女優陣も主人公を付け回す謎の女を浜美枝が、崖から身を投げるのを助けられる女を加賀まり子が好演しております。
上記二人の大物女優もいいですが、最初に旅を共にすることになった黒村雪絵を演じた戸部夕子さんがチャーミングで印象に残りました。
ラストに黒幕がわかるのですが、その黒幕の後に出てくる某大物のシーンだけは蛇足に感じました。
そのシーンで田宮さんと監督が揉めたようなことも封入のチラシに書かれてましたが・・・
某大物出演の2分のために無理やり登場シーン作ったって感じでそこだけ違和感がありました。
このシーンで☆一個マイナスしときます(笑)
ダラダラと感想述べて来ましたが、田宮二郎とオレンジのギャランGTOは本当にかっこいいです。
これ見るだけでも買いだと思います。
不信のとき〈上〉 (新潮文庫)
久しぶりのまとまった雪のため、お篭もりの休日。
有吉佐和子著『不信のとき』(新潮文庫)を読み終えた。
学生時代文庫版化されていた有吉作品は全て読んだ記憶があるが、文庫版が刊行されたのは昭和53年3月。刊行されたのは昭和43年であり、40年近く前の作品であるが、古さを一切感じさせない。有吉佐和子の筆力の確かさの所以であろう。久しぶりに古き良き友人にめぐり合えた。
不信のとき~ウーマン・ウォーズ~ DVDBOX
林徹プロヂュース、演出、松下由樹とくれば大奥の現代版ドロドロ・・・と期待したのですが、対決までが長く、前半は盛り上がりに欠けた気もしました。バトルが始まって、視聴率もアップ。視聴者満足度では秋ドラマで3位だったとか。
浅井道子を米倉涼子、野上マチ子を松下由樹という配役は明らかに皆のイメージの逆を狙ったものですよね。しかし、やっぱり逆の方が良かった気がしました。主婦を演ずるのに、松下さんの方が現実感があった気がします。米倉さんが奥さんだと浮気してる場合じゃない気もするのですが・・・
石田純一が福田沙紀をくどいたらしい噂もあって、ドラマより石田純一恐るべし・・・と思っちゃいました。
不信のとき〈下〉 (新潮文庫)
理性的に、男女の乱れた関係を描いているところが読み易かったです。
テンポ良く、どんどん読み進める本。
しかし、私は内面のドロドロをもう少しカラリと描写する方が好きなので星4つとしました。
グッド・バイ・マイ・ラブ
ドラマ「不信のとき」の挿入歌で久しぶりに聴いて「なつかしい!」と感激した。さっそく購入して何度も聴いている。今聴いても名曲だなと思う。いや、年を重ねて、より歌詞の内容が胸に染みるようになったのかもしれない。世代の違う若い歌手の方が歌っているのが最初は不思議だった。親がアンルイスのファンだったのだろうか?なんにせよ名曲が歌い継がれていくのは喜ばしいことだ。