論スポ 2011年プロ野球開幕特集号 Fight&Life2011年 4月号増刊
・ナベツネについて語るホリエモンとライター玉木正之の対談
・ロッテ関係者が語るプロ野球チームの経営の現状
・実際に野球部の女子マネージャーがドラッカーを読んだら?
という他誌とは一線を画す記事の数々。
前半のインタビュー記事は退屈だが、
全体的に企画力の勝利だと思う。
衣笠祥雄は、なぜ監督になれないのか?
広島カープを応援するというのは切ないものだとつくづく思う。
毎年毎年、シーズン前半で優勝の可能性は消え、
Aクラスにも届かないまま、もう13年にもなる。
それでも大勢のカープファンが最終戦まで球場に集い、
力の限りの応援を繰り返す。
ケガや下積みで苦労した選手が活躍すれば、我が事のように喜び、
今年のマエケンのように、球界を代表する選手になるまで成長すれば
いずれFAで出て行ってしまうのでは、と心配ばかりしている。
きれいな新球場ができてお行儀が良くなったのか、
昔よりもだいぶ優しく、丸くなったなぁと思う。
しかし、いい加減負けが込んでくると、
「この球団は本当に優勝する気があるんか?」と思いたくもなる。
オーナーが頑固、高い年俸を出す気がない、OB・生え抜き優遇と
いろんな話がファンの間で語られるが、
広島のマスメディアは球団を真正面から批判できないから、
ファンの愚痴のままで終わるばかりである。
この本はそんな、ファンなら誰もが思ったことがあるだろう球団の姿勢を、
最近の主力選手だった新井・黒田選手のFA退団や、
生え抜きの名選手だった衣笠祥雄氏や高橋慶彦氏が
指導者として戻ってこないことを例に挙げながら解読している。
上に書いたとおり、球団を真正面から書いた出版物は少ないから、
ファンだからこそ言いたいという気持ちを本にされたことには素直に共感できる。
ただ、新井・黒田選手の退団への気持ちの動きを
「・・・だったのだろうと思います」とあくまで推測で書かれていて、
週刊誌の憶測記事のようで、ちょっと説得力に欠ける印象がある。
本当はもっとドロドロした人間関係があるのだろうなとも想像するけれど、
さすがにそんなところには踏み込んでいないので、
球団の問題点の本質を突くところまでには至っていない。
ともあれ、開けてはならないはずの「パンドラの箱」に
地元の出版社から出た本が触れたという点では画期的だと思う。
ギリシャ神話のように、「中に残っていたのは希望」であると信じたい。
完全なる飼育 メイド、for you [DVD]
ストーリーのリアルさ(現実的)には欠ける感は否めなかった様な気がする…私的には深見理絵主演の飼育シリーズが一番リアルだったかなとは思う。でも主演の亜矢乃ちゃんは体を張ってラブシーンはこなしてたね!!今回の容疑者である、柳君もキモい系をまずまずこなしてた。脇役陣では、飼育シリーズレギュラーの竹中直人に今作品初登場の西村雅彦にまえけん(前田健)等も良かった!一つ疑問なのが、監禁された女の子が監禁した男に心を開いていくのかな?とは思ったな…今回の作品は簡単に体を許したって感じがしたのよ…ストーリーから行けば、星4で、ラブシーンは4.5ってところだな。ちなみにラブシーンは伊藤かな主演のがオススメ(笑)
最強世代1988 田中将大、斎藤佑樹、坂本勇人、前田健太……11人の告白 (現代プレミアブック)
全員インタビューをもとに書かれた本。なんとなく上っ面をなぞったような本が多い中で、この本のためだけに多くの時間を割いて取材し執筆。そして編集した意図が伝わるようないい本だと思う。価格に見合う内容がある。
先にプロで実績を積んだ前田健、坂本、田中らは自信が言葉から感じられ力を感じる。巨人1位の沢村は、その人間性が伝わるような考え、言葉が多い。誰でも、感じることはあると思う。今年のプロ野球をさらに面白く見る“参考書”になりそう。
ドラマCD「殿といっしょ」
●良かった点
・声優が豪華
・原作にはないアドリブがあったところ(少しだけど)
●悪かった点
・原作の4コマ、そのままにしなくても・・・
・オチに使われるSEが逆にテンポを悪くしている&
一昔前の雰囲気の音でなんだか合っていない
原作が大好きなので買いましたが、笑えませんでした…。
これは、声優さんの演技の問題というより、構成の問題かと
思います。
それから、BGMがヘタリアドラマCDと同じものがあって
萎えました…。
ここからは個人の感覚によるものだと思いますが、声が合って
ないと思う武将が多かったです。
(特に片倉景綱…三宅さんは好きだけど…合ってない…。
慶次はキャラ的にまんまイギリスに聞こえてしまうし…)
正直、いろいろ微妙でしたが、伊達政宗編は面白かったです。